職人のひとりごと

レクサス RX200 ボンネットのへこみ

ボンネットの凹みですが、少しキズがあります。

↑赤丸部分の中心部にキズ

↑インシュレーター(ボンネット裏の内張り?)を外すととんでもなくイヤな構造になっています。

ツールの入れられる所が限られているので、入るツールを探すのと、入れ方を工夫するのに苦労します。

黄色いテープとテープの間が凹みがあったところです。丸いキズがそのまま残っていますので、良く分かると思います。

↑横から

↑前後方向から。キズがあるすぐ前が凹みのあったところです。

ほぼ分からなくなりました。

お客様にもシッカリ見て頂いて完了です。

キズは、凹みが無くなればほとんど気にならないので、そのままにしておくそうです。

ヘタにタッチアップすると余計に目立ちます。

 

 

 


スイフト 左フロントドアの凹み

凹みの大きさや形は全く問題はない、デントリペアでの修理が最適です。

へこみの上部が少し張れ上がっています。

へこみの修理に使うツールの関係で今回は内装を外して作業して、ドア内部からの作業にしました。

張れ上がっている部分を叩いて落としながら、凹み部分は押し出していきます。

何度かその作業を繰り返しリペア完了です。

写真で見るとほとんど分からなくなりました。

作業している間に日射しが変わったので、少し暗い画像になりましたが、少しだけヒズミが残ったのがわかるでしょうか?

凹んでいた事を知らないと誰も気がつかないと思いますが、私自身の判断では完璧ではないので、残った凹みとして掲載しています。

お客様にはかなりご満足して頂けました。

 


マツダ3 右フロントドアの凹み

フロントドアの凹みですが、凹みの位置がかなり下の位置だったので、内装を外して作業しました。

ただ、内装を外した状態の写真を撮り忘れたので、今回は写真はありません。

ライトが映っていると少しヒズミが残っているのが良く分かると思います。

お客様にもどちらの状態でも、シッカリご確認して頂いてOKを頂けました。

 


ハイエース リアゲートのへこみ 2か所

小さめですが、深い凹みが2ヶ所あります。

内装を外して作業しました。

凹み自体は単純ですが、深さがあるので出来るだけ芯を残さないようにじっくりリペアして行きます。

黄色いテープの下が凹みのあったところです。

薄いキズがあったので、その部分は少しボケた様になっています。(コンパウンドで軽く磨きましたが、取れませんでした)

微妙なヒズミが残ったのですが、写真だと分かりにくいので動画で。

黄色のマスキングテープの5センチ程下、塗装のボケている部分が凹みだったところです。

凹みは殆ど分からないと思います。

当店のご利用は初めての業者様からのご依頼でしたが、絶賛して頂けました。


スバルG4 右フロントドア、プレスラインの凹み

プレスラインがガッツリ凹んでいます。

お客様にはラインの頂点部分が少し残る可能性があることをお伝えしてリペアしました。

プレスライン部分は固いのですが、少しならガラスの隙間からでも凹みは出せます。

今回はそれ以上に凹んでいたので、内装を外して作業しました。(凹みを出すのに一点集中で、かなりの力を掛けて押し出す必要がある為です。場合によっては塗装が割れる事も覚悟して押す必要があります)

内張りを外すとこんな感じです。

ほんの少しですが、残ってしまいました。

ちょっとだけですが、分かるでしょうか?

ライトを映し込んでお見せしているので、凹みの残りが見えますが、ライトを外すと殆ど気付かないレベル位にはなりました。

お客様にはどちらの状態も見て頂いて、シッカリ確認して頂きましたが絶賛して頂けました。

 

 


エブリイ リアゲートのへこみ

大きく、深い凹みです。

エブリィのリアゲート場合この部分より外側に行くほど、ツールが入らなくなって行きます。

凹み自体も深く、抉るように凹んでいるため、お客様には綺麗に元通りにするには、鈑金塗装の方が良いですと、何度もご説明したのですが、お仕事で毎日使うので何日も車を預ける事が難しいのと、お仕事で使う道具等が自作で組み込んだ棚や物入れも積んでいるため、代車を借りたとしても積み替えがきかないとの事で、作業時間の短いデントリペアでの修理をさせて頂く事になりました。

赤丸部分は絶対に戻せません。この部分はシッカリと残ってしまう事はご了承して頂きました。

どちらかと言えば大きい凹みを小さく絞り込むような感じになってしまう事はご了承して頂きました。

↑出せなかった凹みの残りです。

全体的な凹みは無くなりましたが、赤丸で囲んだ部分はやはりどうしても出せなかったので、ここで終了しました。(何度も修正を繰り返しましたがここまでが限界です)

お客様には「ここまで小さくなれば殆ど気にならなくなりました!」とのお言葉を頂けました。

鉄板の性質状これ以上凹みを無くすならどうしても鈑金塗装するしかありません。

私自身は今一つシックリこない仕上がりになりましたが、お客様の満足して頂けたお顔で気持ちが救われました。

 


N-BOX 左フロントドアの凹み

一般的な凹みです。

デントリペアの最も得意とするサイズです。毎回こんな凹みなら非常に有難いです。

ただ、凹みの位置がドアの上下(ガラスより下から)で見て中央くらい、前後で見て前寄りだったので内装を外して作業しました。

↑赤丸あたりが凹み部分です。

↑ちょうど凹み部分にドアビームのような物があるので、結果的には内装を外さないと作業出来ない凹みでした。

白と黄色のラインの中央が

凹み部分です。

多分、ほとんど全く分からないレベルまでは直りました。(少しだけ深かったので斜めの筋状の跡があります)拡大して見てください。

知らない人はまず見つけられないと思います。

お客様にも凄く満足してお帰り頂けました。

 


シトロエンC3 ドアエッジの凹み

通常デントリペアでは修理不可の凹みです。

ただ、お客様から「今より目立たなくなれば」とご依頼されたので作業しました。

完全に分からなくは無理ですが、小さくなら出来ます。

少し凹みが残ってしまいますが、

ガッツリ凹んでいたのが、ほぼ目立たなくなったので

お客様にはご満足して頂けました。

凹んでいたのを知らないと見逃してしまう位には修正出来たと思います。

どうしても気になるなら、ドアエッジモールをつけるのもありだと思います。

 


N-BOX 右リアフェンダーの凹み

デントリペア向きの凹みの大きさですが、少し深い凹みです。

凹みを正面から見てもハッキリ打点が見えます。

車体色が白なのに、正面からでも凹み部分がハッキリ見える時は、凹みが深い証拠です。

この場合は大抵中心部の凹みが残ります。

お客様にはその事もご理解頂いてリペアしました。

車種によりますが、このあたりが凹んでいるとツールが入らない可能性があります。

取り敢えず内装を外してみました。

↑赤丸部分のあたり

↑この裏あたりが凹んでいる場所です。

ツールが入ってくれないと、あとはプーリング作業しかないのですが、深い凹みの場合は凹みが小さくなる程度で場合によっては塗装が剥がれます。あまり使用したくはない方法です。

今回は二重構造になっていたのですが、いろいろ探っていくとツールが凹みに届く場所があったので、何とかリペア出来ました。

凹みが深いこともあり、完全にフラットとはいきませんが、ほとんど気にならないくらいにはリペア出来ました。

少し深い線キズのような跡が残ってしまいましたが、これ以上は限界です。

お客様にもシッカリ確認して頂きました。

鈑金塗装だと費用が高く、変色も気にしておられました。

デントリペアのご利用は今回が初めてだったようですが、キズが少し残っただけでほとんど分からなくなったので、大変ご満足してお帰り頂けました。

今回は無事にツールが入ったので問題なかったですが、車種によっては本当に入らないものがあるので

その時は再度お客様と相談して鈑金もしくはプーリングでの作業、時には別の場所に穴を空けてリペア、もしくはそのままといった具合に、お客様と一緒に一番良い方法を考えるようにしています。

悩んだら一度お気軽にご連絡下さい。

 

 

 

 

 


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