横長・縦長の凹み

新型N-BOX スライドドアの凹み vol.2

 

結構深めの凹みです。

当店の以前のブログの投稿で、今回のお客様と同じ車を載せていたので、ウチなら出来るかも?と思って堺市から来られました。

この型になってから、スライドドアの内部の構造が一新しており、今迄のように内張りを外せば作業開始です、とは行かない様になっています。モジュールパネルという構造でドア内側からリペアするには、この部分を外さないとほぼリペア出来ません。

これさえ外せば以前の型より作業性はバツグンに良くなっています。

当店に来られる前に鈑金の見積りを取ると10万以上掛かると言われ、お近くのデントリペア店での見積りではツールが届かないという事で断られたそうです。半ば諦められていた所に当店のブログを見て頂いた様でした。

外して確認すると、ドアの内側の二重構造の部分に凹みがありました。

外せばすぐにリペア開始とはいかず色々探って何とかリペア開始です。

思った以上に時間が掛かりましたが、お客様には長めに作業時間をお伝えしていたのでジックリリペアしていきます。

凹みが深く、キッチリ戻すにはパネルが伸び過ぎていたので、ポツッと残りましたが、ボディ色がホワイトなので、ここに凹みがあったと知らないとまず分からないと思います。

最悪凹んだままか、高額な鈑金で修理かを悩んでおられたので、お客様に凄く喜んで頂けたようで感無量です。

今回は、凹みの修理も難易度が高かったのですが、内部機構の脱着が特に肝になるリペアでした。

 


レヴォーグ左フロントドアの複雑な凹み

この凹み、お客様がご自分でデントツールをご用意されて、自分でリペアされたのですが途中で断念され、当店にお持込みいただいた物です。

色々事情がおありで(怒り心頭なお話でした。お気持お察しします)少しでも綺麗に!とご自分で頑張られたのですが、これ以上は無理と感じ、あとは当店で何とか!とのご依頼でした。

凹みとしてはとても難しい状態で、元の綺麗な状態にはもどりません。しかし、少し我慢して頂く所を承知して頂ければまとめる事は出来ます。

ガラスを外し、赤丸部分の穴からもツールを入れて作業します。

複雑な凹みの為、時間がかかりますが、焦らずにジックリ直していきます。

お客様がリペアされた部分で鋭く出し過ぎた所や、一部リペア不可の状態の所がありますが、全体的にまとめて目立たなくなる様に整えていきます。

ドア後端部はこれ以上のリペアは無理な部分でした。その他筋状に残った所もありますが、当初よりはかなり見栄えが良くなりました。

凹みはここだけでなく、左前ドア、左後ドア、左リアフェンダーとパネル3枚に及んでおり、鈑金塗装だとかなり高額な修理になります。

1番ダメージが大きかったのがこのドアでした。この後、残り2枚のパネルも一緒にリペアさせていただき終了です。

 

開業当時は時折、「押してるだけやろ!その割に高い!負けろ!道具があったら誰でも出来るやん!」とよく言われました。

確かに単純作業です。凹みを押すだけなので。

ですが、今回ご依頼いただいたお客様は、ご自身でリペアされた体験の結果、

道具の良し悪しでは無く、腕!と、賞賛して下さいました。デントリペアのプロ職人として、この上ない喜びです。

毎日デントを直して、只今20年目で頑張っていますが、今回の様に嬉しいお言葉を頂けると張り合いがでます。

今後も技術向上に心掛け、お客様に喜んで頂ける仕上りを目指して頑張ります!!!

 


フリード リアゲートの大きな凹み

当て逃げです。

リアゲートとリアバンパーに凹みと傷がありました。

当てた相手は気付いているのか、いないのか?

幸い目立ったキズは塗装面に無く凹みさえ何とかなれば、という事で来られました。

お客様は鈑金塗装も視野に入れてお見積りに来られ、当日はお見積りのみで。

後日、鈑金屋さんでもご相談されました。

しかし、鈑金すると新車からの塗装が変わってしまい、安い鈑金塗装だとパテやせの心配もあるので、ジックリ考えられて当店でのリペアをご依頼頂きました。

今回の様な凹みはよくあり、多数リペアしてきましたが、やはり同じ様に見えても、全く同じ凹みはなかなかありません。

20年目ですが、毎回ドキドキ、ハラハラ。

凹みの大小、浅い深いに関係無く、「本当に直せるのか?」と自問自答しながらの作業です。

甘く考えた時ほど、もしかして直らないのでは?と思う事があります。それでも最終的には何とかしてきましたが。

「前回出来たから今回も大丈夫」はあり得ませんので、最終的にはやってみないと分からないと伝え、ご理解も頂いて作業しました。

リアゲートの内張を外した状態、凹みの裏側です。

赤丸の部分が今回の凹みの問題部分です。

最初の写真の大きく凹んでいる部分が、瓢箪の様になっているのは、赤丸部分のブレス?骨?が後から押した様な状態で突き出しているからです。

この部分のダメージがかなりネックになってきます。全体的な凹みの大きささは50センチ以上あります。

可能な限りとお客様とお約束したのですが、それ以上の仕上がりになる様、全力で頑張ります!!

 

色々試行錯誤しながら三時間程掛かりましたが、これ以上は無理なので終了。

写真で見ても少し歪みが残ります。

動画も用意しましたので参考にして下さい。

↑横から見た感じです。

全体的な歪み(写真や動画は細かい所まで映らないのが残念です。)は取れませんが、リペア前と比べて頂けると格段に良くなりまた。

お客様にもとても喜んで頂け感無量です。

どんな凹みでもお客様がどの程度の修理を望んでおられるかで、修理方法が変わります。

今回は通常なら当然鈑金塗装をお勧めするレベルですが、色々お話させて頂いてお客様が思い描く一番良い方法を取らせて頂きました。

デントリペアでダメな場合は鈑金塗装でも対応させて頂きます。

どんな凹みでも!とは行かいないデントリペアですが、可能性があるなら、トコトンやります。ダメ元でも良いので一度ご連絡下さい。

他府県からもメール、LINE等でのお問合せが多々あります。聞くだけなら無料なのでお気軽に!!

デントリペアについては適切なアドバイスが出来ると思います。

 

 

 


プリウスα左フロントドアの突き出し!

 

 

ドアの表面を押された時に、この裏側にあるサイドドアビームがあった為、凹まずに張れ上がった凹み?逆パターンの突き出しになっています。

写真では15センチ程度の突き出しに見えるのですが、実際には縦横30センチ超えのダメージです。

業者様からのご紹介で、お客様と直接お話させて頂いた上で、ある程度のヒズミと修理跡が残る事を了承してもらって作業しました。

お客様からは鈑金塗装だとかなり高額な修理になるし、安上げの鈑金塗装だと塗装の変色やヒズミが残る上、それでもそこそこの修理代が掛かるので、「それならいっその事デントリペアで!」と言う事でご依頼して頂きました。

作業範囲が広いため、ドア内部からのツールアクセスは当然ですが、ドアガラスも外してあらゆる方向から作業する必要がありました。

他のお客様からの仕事もあり、朝からお預りして結局夕方近くまでお時間を頂いての修理です。

突き出した凹み?を直す場合は通常の作業より少し手間が掛かります。

まず張れている部分を表面から叩いて、一度凹みにした上でもう一度凹みを上げ直す必要があります。

色々試行錯誤した上でジックリ慎重に作業しリペア出来ました。

少しライトの写り込みがズレるのが分かるでしょうか?

張れ上がりがヒドイためこれが限界です。

しかし、お客様には思った以上の仕上りにリペア出来ていたので、とても喜んで頂けたようです。

紹介して頂いた業者様にもお客様からご満足のご連絡があったようで、私も安心しました。

どんな凹み、張れでもこうなる訳ではありませんが、可能性があるなら努力しますので鈑金塗装の前に一度ご連絡頂ければ幸です。

 

 


フィット リアゲートの大きな凹み

横長の大きな凹みです。パネルぎわにも凹みがあります。

当初、LINEで写真見積りさせていただいたところ凹みが大きい為、写真では判別出来ないところがありましたので改めてお電話でお話させていただきました。お客様には鈑金塗装をお薦めしたのですが、まずは一度、実車拝見でのお見積でご予約頂きました。

現状確認した所、写真よりもダメージが浅く

これなら何とかなるかもと思ったのですが、かなり横長の凹みだったので、お客様には横から透かして見ると波打の様な跡が残る事を了解頂いてリペアさせて頂いくことになりました。

凹みの裏側にはリペア作業を邪魔する物は無かったので、当初の予想よりはかなり良い出来になりました。

少し歪みが残りましたが、ほとんど分からくなりました。

リアゲートの端の凹みは残念ですが、パネルぎわで折れがある為、曲がったラインを揃える事が精一杯でした。

凹みが残っている部分は外板  内板の2重構造の為、リペア出来ない凹みでした。(これ以上は鈑金塗装が必要です。)

ただ、見た目はかなり目立たなくなりました。

ただ、ラインを整える事で凹みも目立たなくなったので、お客様も満足して頂けた様で安心しました。

お客様に喜んで頂けるとコチラも本当に嬉しい気分になれます。

 


N-BOX 左フロントドアの凹み

1483582012733.jpg 1483582076924.jpg 1484091742979.jpg

オーソドックスに、ガラスの隙間からリペア可能です。
ドアのリペアの場合の基本的なツールのアクセスの方法です。

少し深めの凹みで、横方向に筋があります。
あまり良い状態の凹みではありません。
ただ、凹みを出す為に必要な条件(ツールアクセスの良さ、ライトの位置取り)は最高に良い状態だったので、40分程でリペア終了です。

深い凹みだったので歪みが残るかと思いましたが、結果は綺麗に修復する事が出来ました。

ディーラー様からご依頼だった為、お客様自身の感想は聞けませんでしたが、
担当のフロントの方からは、絶賛して頂けました。

最近のホンダ車の、特に軽の場合は少し深く凹むと、リペア後に歪みが入りやすい様に思います。当然この歪みもリペアの範囲になりますので消さなければなりません。
なかなか苦労させられますが、今回は問題なく完了しました。


プリウス 右リアドア 横長の凹み

1480075116836.jpg 1480075146247.jpg 1480075173795.jpg

横長に引きずった、しかも、二重線のへこみです。

お預りした時間と、リペアに掛かる時間を考慮して、一晩お預かりしました。

ツールアクセスの関係でガラスを外して作業します。
幸い、凹みの上部のプレスラインには影響していませんので、何とかリペアできます。(このプレスライン深く凹むと、塗装を割るつもりで押しても出てきません。何度も泣かされました。)

ライトの位置を工夫して、ジックリ押し出していきます。

かなりパネルが伸びているので、完全修理は無理ですが、当初の想像よりも、鋼鈑が思った様に出てくれたので、凹みの1番深い部分も何とか出てくれました。(それでも、薄~くスジが残ってしまいましたが…)

全体的に、一番見栄えが良くなる様に整えて、作業終了です。

少し歪が残りましたが、お客様に満足して頂ける結果になりました。


レガシィ 右フロントフェンダー

1478437079964.jpg 1478437115849.jpg 1478437143186.jpg

プレスラインを潰しています。

プレスラインを大きく潰している訳では無いので、比較的楽に修復出来ました。

フロントフェンダーですので、裏側のライナーを外せば、問題無くツールが入ります。

 今回はプレスラインを跨ぐ様に凹んでいて、しかも横長なので、ライトの角度を工夫してリペアしていきます。

大体30分位でほとんど分からない様になりました。

その後細かい部分を仕上げて完了です。

プレスラインの凹みは直せないと思われている場合がありますが、直せないのではなく、綺麗に直るものと、歪が残ってしまう物があるだけです。(例外もありますが。)

 無理かも!と思っても一度連絡下さい。

 

ステップワゴン左フロントドアの凹み(少し横長)

1475400299305.jpg 1475400425371.jpg 1475400484421.jpg

そこそこ深い凹みです。しかもプレスラインと平行に凹んでいました。

 上のプレスラインに凹みが影響していると、

仕上り時に大きく歪が出てしまう事があるのですが、

今回はギリギリズレていたので、少し時間は掛かったのですが、スッキリ修理する事が出来ました。   

写真で見ると凹み自体は小さく見えますが、実際の大きさはこの2倍以上はあります。

 凹みが深い程、大きさは見た目の数倍になり、

それに比例して仕上りにも悪影響が出ます。

場合に寄っては、修理不可になる事も度々あります。 

デントリペアを始めた当初は、この見極めが出来ず苦労しましたが、

今では大体の完成は想像できます。

あとは、それをどうすればお客様に伝えられるかが、最大の問題で毎回苦労します。

 

 

 

N-BOX 右リアフェンダー 少し横長のデントリペア

1471392249507.jpg 1471392374189.jpg 1471392394352.jpg

何かで引きずったのか、横長で少し深い凹みです。 

 作業前に見た印象では、このツールが入れば直せるだろうと思ったツールがあったのですが、

いざ内張りを外して見ると凹みの裏にブレス(骨)が…(T_T) 

まるでピンポイントにここを狙ったかの様に一番イヤな場所に凹みが出来ていました。

使いたかったツールが入らないと分かったので、急遽方針を変更し、

極細のツールで時間が掛かりますが、少しずつリペアしていく事にしました。

目を凝らして、よくよく見ないとほぼ分からないレベルまでは何とか仕上げる事が出来ました。

ほんの少しですが、ゆがみが残った事はお客様に説明します。

仕上りをチェックして頂いたのですが、全く分からないと言って頂けたので安心しました。

 

いつも作業終了後に仕上りを確認して頂く時、わずかでも歪みなどが残っている場合は、

ライトを当てるなどして、出来る限り見えるようにして確認していただく事にしています。 

リペア後はお客様自身だけでなく、そのお客様の友人、知人なども仕上りを見られるだろうと思うからです。

事実をきちんと伝えて、お客様にしっかりと納得してお帰りいただきたいと思っています。

 

12