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タイミングベルト交換

 

2ヶ月程前から用意していたのですが、なかなか替えるタイミングがなくて放置していました。

予備の代車で使っているプレオです。

この車、マイルドチャージャーが付いていて、結構キビキビ走ってくれるのでお気に入りなんです。

年数が経ってタイミングベルトも気になっていたので、今回交換しました。

ベルトだけなら何も問題なく終わったのですが、この車種ウォーターポンプがかなり曲者で…

右が新品。

黄色の丸で囲ったところに、冷却水のゴムホースが繋がるのですが、通常はこんなホースは無く、はめ替えるだけ。

このエンジンだけの特徴?

ウォーターポンプを外しただけだと作業スペースがかなり狭く、あちこち部品を外してみたりとやっていると、気づけばこの作業だけで二時間以上経過してました。

ここさえクリアすれば、後は大した事はないんですけど。

バラしたついでにファンやチャージャーの、アイドラプーリーも少しガタが出ていたので、こちらも交換しました。↓

気づけばバッテリーも4年経過してたので、まだまだ使えそうだったんですが交換しました。

そろそろ入れ替えしなければと思うのですが、愛着もあるので、もう少し頑張ってもらおうと思います!!


CX-5右フロントフェンダーの凹み

少し深めですが、基本の凹みです。

黄色のテープの下が凹みのあったところです。

今回は、フェンダー内側のカバーを外すだけでツールが入り、傷もない単純な凹みでした。

凹んでいた事を知っていても、まずわからない仕上がりになりました。


スペーシア 右フロントドアのプレスラインの凹み

プレスライン上のよくある凹みです。

今回は凹みの裏側に、リペアを邪魔する物は何も無かったので、ガラスの隙間からのみで作業出来ました。

↑この状態でリペア!

プレスライン上の一番ダメージが入っている部分が、ほんの少しだけ残ってしまいました。

言われなければほとんど気が付かない程度なので、満足して頂けました。(これ以上触ると塗装面に影響がでます)

仕上がりを考えると、内装を外して内側からの作業も加える事が多いのですが、今回は凹みの位置が絶妙に良かったので20分程で作業出来ました!

 

 


インプレッサ 右フロントドアぎわ、プレスラインの深い凹み

 

ドアのきわに凹みが出来ています。

赤丸部分はドアエッジの所で折れてしまっているので、ここはそのまま残ってしまいます。

お客様にはその事を伝えて、ご納得いただけたのでリペアすることになりました。

アウターハンドルのすぐ近くなので、ハンドル裏側、黒いベース部分がリペアに邪魔になる様なら、取り外す必要もあったのですが、今回はドアを開ける為のロッドを抜くだけでリペア出来ました。

デントリペアはテコの原理で直すので、このロッド部分に押し出すためのチカラが掛かってしまうと、ロッドが曲がってしまったり、アウターハンドル部分の部品を破損してしまうので、用心の為に外しました。

凹み中心部に傷があるので、そこは塗装しないと直らりません。お客様も、その部分は仕方が無いのでと仰って下さいました。

全体的には概ね良い出来に仕上がったと思います!

お客様にも喜んでいただけて何よりでした。

折れている部分の写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい。

2018年9月に水色のフィアッ卜の投稿を参考にして頂ければと思います。(修理跡の残った凹みから見て頂くと出てきます)

今回のリペアはそのフィアットと比べると、断然目立たない様にリペアできたと思います。

 

 

 


N-BOX左スライドドアの凹み

少し横長の凹みです。

当初は内装を外しての作業かと思われたのですが、硝子の隙間からツールを入れて作業出来る場所だったので、短時間でリペアする事ができました。

この車種は現行N-BOX(2019年現在)は、内装を外してもモジュールパネルという部品が入っているので、ツールを入れる為のサービスホールがほぼありません。

その為パネルの脱着が必要になり、その料金もかかるのですが、今回はそのまま作業出来たので余分な料金が掛からずリペア出来ました。

塗装面の薄い傷は残りますが、凹みはほぼ完璧?に直りました。

今回は鈑金屋さんからのご依頼だったのですが、文句無しの仕上がりでご満足頂けました!

最近の軽は構造が多種多様になって来て、内装を外したらスグにリペア!とは行かないものもあります。

初めて触る車種の場合は戸惑う事もありますが、国産車ならメーカーごとのクセ?も把握できていますのでそれなりにこなして行けてます。

この車種のスライドドア内部は2018年の11月の当店のブログを参考にして下さい。

 

 

 


BMW335iの右リアドアの凹み

 

よくある凹みですが、凹み上部が少し張れ上がっています。

凹みを出すよりもこの張れている所が一番ネックになります。この部分をどう処理するかで、仕上がりに差がでてきます。

内張りを外しての作業です。

内装を外さなくてもリペア出来そうにみえるのですが、凹みの裏に邪魔なブレスがあります。(矢印部分)

このブレスが邪魔をしているので、内装を外さないとリペア出来ません。

数種類のツールを使い分けながら、リペアしていきます。

ほんの少し微妙な違和感が残る結果となってしまいました。

お客様からは全く分からない!と、とても満足していただけた様です。

 

数年前、仕上りを動画で見て頂ける様にと思って、ホームページを作り直しました。

当店ではリペア完了後の仕上りを、必ずその場でお客様にご確認して頂いています。

ただ、仕上り良く見せるのでなく、リペアしきれなかった所(凹みの残りや違和感)を見て頂けるように確認して頂いています。

この角度だと見えないけれど、コチラから見れば見える、といった仕上りになる事は時々あるので、お客様には事実を伝える様にしています。

ご来店頂いたお客様の評価だけではなく、お客様のお友達や知り合いの方にも私の仕事は評価されると思っています。

ブログでは出来る限り悪い所が見える様に、見える角度で、静止画では無く動画で載せる様にしています。

問題なく直った時は動画で載せない時もありますが。

デントリペアとはただ単に凹みを押し出す、もしくは引き出すだけの仕事です。

理屈は物凄く単純です。

しかし単純なだけに凹みの状態が第一ですが、それ以上に作業する者の経験、技術、根気、見極め、妥協点などさまざまな事が一体となった仕事だと思います。

20年やって来た今でも、毎回ご依頼のたびに緊張する毎日が続いています。

どんな凹みでも任せて!!という日はあと何年やれば来るのでしょうか?

まだまだ修行中です!!!

 


ルノー 天井の凹み

ルーフなので天井の内張りを外す必要があるのですが、この車種は外した事がないので、少しずつ探りながら作業して行きます。シートベルトと、リアゲート側の差し込みのピンに少し悩まされましたが、ここまで来ればあとはいつも通りなので安心です!

凹みの部分に傷があったのですが、磨けば取れる程度だったので、綺麗にリペア出来ました!!

テープとテープの間が凹んでいた部分です。

白い傷が残っていますが、凹みは綺麗に無くなりました!

リペア後内装を元通りに組み付け完了です。

国産車でも輸入車でも、初めて触る車種の脱着作業は悩みます。

いろいろ調べるのですが、そこから先が知りたいのに!!って所で中々出て来ません。

でも余程な場合以外は何とかなっています。


カローラスポーツのルーフの凹み

車両前方のルーフの凹みです。

少し深い凹みですがこの位なら十分デントリペアで修理可能です。

ただ、ルーフの場合は天井の内張りを外す必要があります。これの脱着作業が必ず必要になるので、時間が結構かかります。さらに脱着費用もかかるのでそれなりの金額になります。

内張りを外さず、引き出し作業でも出来ない事はないですが、仕上がりを重視するなら押し出し作業で直す必要があります。

↑分かりにくいですが、ルーフ裏側の写真です。

リアゲート側から。

↑左リアドア側から。

車の前方の凹みですが、

この車種は天井内張りは短かめで無理をすると

折れやシワが入るので全部外しました。

↑修理後

↑アップ

ほとんど分らなくなりました。ほぼ完璧!?

スッキリリペア出来たのでお客様も、私自身も満足出来るお仕事でした。


インプレッサ 右リアドア引きずりの凹み

 

40〜50センチ程の横長の凹みです。

これは完璧にはリペア出来ません。

凹みが出来た時の引きずった深い筋状の所は消す事が出来ませんが、お客様とよくご相談した結果、目立たなくなればと言う事でお引受けしました。

今回は他の画像を撮り忘れ、これしかありません。

横長の凹みを直す場合、一点で出来た凹みを直すよりも難しくなり、時間もかかります。ライトの位置や角度の調整など工夫してすすめます。

今回はパネルぎわも損傷していた為、時間の割に完成度が低くなりましたが、お客様にはとても満足して頂けたました。

 


R34GT-R v-specⅡのリアフェンダーの凹み

超極上のスカイラインです。

しかもVSPECⅡ。

しかも走行距離10000キロ代。

かなり大切にされているお車で雨の日には乗らない!

と仰る位お客様の宝物のお車です。

ハッキリいって触るのが怖いくらいです。

ただ当時よくリペアしたのでバラシなどの構造は覚えています。忘れていた部分もありますが( ̄∀ ̄;)

凹みの大きさはデントリペア向きですが、場所が微妙な感じで少しプレスラインに掛っています。

作業に入ってから思い出したのですが、この当時のパネルは今と違って少し厚めだったのだと改めて痛感しました。

内張りはリアシート背もたれ部分は外さなくても強引に引き抜く事は出来ますが、組み付ける時にキチンと戻せないので外しました。

凹んでいた部分がかなり微妙な位置で、デントリペアは基本テコの原理で直すのですが、支点が取りづらく、気を抜けばツールが滑って大変な事になるという場所でした。

慎重に凹みを押し出し、何とかリペアしました。

ほとんど分からない様になりました。

動画でよ〜く見て頂くと1箇所ポツッとなっているのが分かるでしょうか?

これを消したかったのですが、この状態でないとどうしても凹みが残っている様に見えてしまうので敢えて断念しました。

お客様にも説明してご納得して頂きました。

このお車はお客様のお父様から受け継がれた物で、元の持ち主のお父様と御一緒に来店して頂いたので非常に緊張しました。

愛車というよりも、自身の一部という位大切にされて居られたので、凹みが消えた事にとても感激して頂き、嬉しいお言葉を頂けました。


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