特殊な凹み

ベンツA180 右フロントドアの凹み

 

ドアの凹みで3箇所凹んでいます。

それぞれの大きさはあまり問題ではないのですが、メッキモールのすぐそばの凹みが鋭く深く凹んでいる為、跡形も無く綺麗に修理する事は出来ません。

今回のお客様は、今は引退されたのですが私がデントリペアを始めた頃からお世話になっていたモータース店の元社長様です。現役時代は車検や修理は勿論、自分で鈑金塗装もこなされる職人さんでした。

そんな社長さんですので鈑金塗装だと色が全体に変わってしまうのがイヤで、多少凹みが残る事は承知の上でご依頼頂きました。

ただ、この場所は袋状になっていてツールが入らないので、ガラスを外して水切りモールの取り付け穴からツールを入れての作業になりました。

全体的に小さくする事は出来ましたが、全く分からない様にする事は出来ませんでした。凹み中心部が鋭く凹んでいた為で、これが限界でした。

それでもかなり目立たなくなったので、ご満足頂けた様です。

新車で購入され1年も経っておらず、しかも運転席側だったので、乗るたびに目に入って気になっていらしたようです。

ちなみに、今回はガラスを外すだけでリペア出来たので良かったのですが、もし、凹みがドアの中央や下部なら黒いパネルの脱着が必要でした。この黒いパネルを外す場合は専用のリベットと、リベッターが必要なのです。車によって専用の工具が必要な事はよくあります。金額と種類を考えると全部は揃えられませんが、今後の事を考え、少しずつ用意しようと思います。

 

 


N-VAN ルーフの凹み!リアゲート久々に脱着!!

駐車場の屋根にルーフアンテナが引っ掛かってしまったみたいです。

引っ掛かった時にアンテナが前方向に押し付けられて凹み、その後アンテナが引っ張られたみたいで取り付け穴が完全に伸びきっています。

ルーフパネルが引きちぎられる直前の様な状態でした。

取り敢えず穴の部分の修正をして、アンテナが浮かない様に整えます。塗装が割れていたので触る事で塗装が貼がれて行くため、アンテナで隠れる範囲以上にめくれない様に作業します。作業後錆止め処理もしています。

凹みの裏側です。赤丸部分の天井の梁に当たる部分ですが、正規よりも下方向に折れて下がっています。(黄線部分)

少しアンテナ部分で膨れている様に見える仕上がりになりましたが、全体に整えて違和感なく仕上げるにはこれが限界でした。

 

アンテナとルーフの間も違和感なく隙間を埋める事が出来ました。

少しでも隙間があると雨や、洗車時に水が入って来るのでガッチリ防水処理をしています。

小さな凹みが所々に残りましたがパネルが伸び過ぎているのが原因なのでこれ以上はリペア出来ません。

歪みを見て頂く動画を撮るのを忘れました。

ごめんなさい!!!

今回は修正部分が大きく、パネルの波状の部分まで凹んでいる為、仕上りを考えるとリアゲートを外しての作業が最適でした。その事を説明して4日程お預かりしてのリペアでした。(ここまでする事は滅多にないのですが、お客様と相談した結果での作業工程でした。脱着料金が別途かかりますが結果的には良い仕上がりになりました。)

リアゲートを外しての作業は1年ぶり?

↑リアゲートが付いてないと変な感じ!

パネルが重くて、傷を付けない様に外すのに大変でした。

ある意味こちらの方が苦労したかも!?

 

 

 

 


C-HR右リアドアの大きな凹み

大きく深く多数凹んでいます。

特に写真下の丸で囲んだ右側、ライトを入れてないのにハッキリ凹みが見えます。

以前にも来られたお客様で、目立たなくなればとの事なので、出来る限り頑張ります。(初めてのお客様であれば鈑金塗装をお勧めしていると思います)

デントリペアで直すには不向きですが、何も出来ない訳ではありません。誰が見ても分からない様に直すには無理ですが、仕上がりに関しては人それぞれありますので、ご希望にあえばリペアします。

内装を外し、思考錯誤して作業します。

多少のヒズミや細かい凹みが残る事はご了承頂いてます。(前回もかなり厳しい凹みの修理でしっかりお話をさせて頂けましたので、今回もお客様のご希望は共有済です。)

 

思ったより時間が掛かりましたが、ここ迄なら何とか凹みを上げる事が出来ました。

多少歪みが残りましたが、ここが凹んでいたと知らないと見逃してしまうレベルにはなりました。

お客様には大変喜んで頂けたようです。

なかなか完璧と言える仕上がりにはなりませんが、今回は凹みが酷かった割には何とかなったと思います。

 


インプレッサ 右フロントドアの凹み

 

プレスライン上のかなり深い凹みです。

普段なら鈑金をお勧めする凹みですが、お客様は鈑金塗装するつもりはなく、とはいえこのままも嫌というお話でした。

今迄にも何度もご依頼をいただいているお客様のお車でしたし、出来る限りで良いとの事なので、以前に掲載したブログで、修理跡が残った写真も見てもらい、同じ様な状態になる事もご了承していただいてからの作業です。

凹みの状態としてはかなり難しく、特にこの車のここの部分は硬く、深く凹むとキレイにリペアする事はほぼ無理です。

ツールアクセスも非常に悪いので、作業の邪魔になる部品は出来る限り外してリペアしました。

リペア前⇧

リペア後⇧

ライトを入れてワザと見やすくすると表面のブツブツした粗さがよく分かりますが、ライトを消して見るとそんなに気にならない位にはなりました。

ライトを消して見たリペア後⇧

もう少し凹みを出す事が出来た可能性もあったのですが、その場合は塗装面が割れるリスクがかなり(と言うよりほぼ確実に割れる)ありました。

一か八かでも良かったのですが、もし、割れれば今の状態+灰色の下地塗装が見えている、という状態になる為、それならばこの画像の状態の方が良いと判断しました。ボディ色が白なので割れると余計に目立ちます。

作業終了後、お客様にもシッカリ確認してもらい、OK!をいただきましたので、今回の作業は終了です。

この数年で燃費が良い車が増えて来ました。

燃費を稼ぐ為の方法として、エンジン性能は勿論ですが、重量を軽くするのも1つの方法です。その為にパネルが薄くなって来ています。

しかし薄くなるとパネルの強度が弱くなります。そこでプレスラインを複雑化、もしくは今回のように角度のキツイプレスラインを付けてパネルの張りを出す等の工夫がされていると聞いた事があります。

今回はその1番硬い要の部分が凹んでしまった為、この結果となりました。

プレスライン上の凹みは全てこの様な状態になる訳ではありません。

直せる物は凹みの程度によりますが、プレスライン上でもほぼ問題無く直る場合も多くあります。

悩んだらまずはお電話、メール、LINEでご相談してください。

お客様のご要望にあった修理方法を一緒に考えましょう!!

お待ちしております。

 

 

 

 

 


スペーシア 右フロントドアの凹み

新車で買って間がないにもかかわらず、いつの間にか凹まされていた様です。

鈑金塗装で直すと変色も気になるし、修理代も結構高額になるとの事でご依頼頂きました。

凹みがドアの低い部分にある為、内装を外して作業します。

ドア内側を確認するとリペアを邪魔する物もなく、一番ベストな状態です。

ただ、少し凹みが深いので修理跡が残る可能性があります。

お客様のご都合で、一晩お預りしての作業です。

斜めにエグッた様に凹んでいるの為、ライトの角度を色々工夫して修復していきます。

作業時間、2時間程度で何とか完了しました。

上下に貼った黄色のテープのちょうど真ん中が凹んでいた部分です。

当初、凹みの深い部分が筋状に残るかもと、お客様には話していたのですが、最終的にはほぼ分からなくなりました。

凹みの状態の少しの違いで、全く仕上がりが変わるの為見極めが難しいですが、可能な限り仕上り重視でリペアしています。

今回もお客様にはとても満足して頂けました。

 


レヴォーグ左フロントドアの複雑な凹み

この凹み、お客様がご自分でデントツールをご用意されて、自分でリペアされたのですが途中で断念され、当店にお持込みいただいた物です。

色々事情がおありで(怒り心頭なお話でした。お気持お察しします)少しでも綺麗に!とご自分で頑張られたのですが、これ以上は無理と感じ、あとは当店で何とか!とのご依頼でした。

凹みとしてはとても難しい状態で、元の綺麗な状態にはもどりません。しかし、少し我慢して頂く所を承知して頂ければまとめる事は出来ます。

ガラスを外し、赤丸部分の穴からもツールを入れて作業します。

複雑な凹みの為、時間がかかりますが、焦らずにジックリ直していきます。

お客様がリペアされた部分で鋭く出し過ぎた所や、一部リペア不可の状態の所がありますが、全体的にまとめて目立たなくなる様に整えていきます。

ドア後端部はこれ以上のリペアは無理な部分でした。その他筋状に残った所もありますが、当初よりはかなり見栄えが良くなりました。

凹みはここだけでなく、左前ドア、左後ドア、左リアフェンダーとパネル3枚に及んでおり、鈑金塗装だとかなり高額な修理になります。

1番ダメージが大きかったのがこのドアでした。この後、残り2枚のパネルも一緒にリペアさせていただき終了です。

 

開業当時は時折、「押してるだけやろ!その割に高い!負けろ!道具があったら誰でも出来るやん!」とよく言われました。

確かに単純作業です。凹みを押すだけなので。

ですが、今回ご依頼いただいたお客様は、ご自身でリペアされた体験の結果、

道具の良し悪しでは無く、腕!と、賞賛して下さいました。デントリペアのプロ職人として、この上ない喜びです。

毎日デントを直して、只今20年目で頑張っていますが、今回の様に嬉しいお言葉を頂けると張り合いがでます。

今後も技術向上に心掛け、お客様に喜んで頂ける仕上りを目指して頑張ります!!!

 


N-BOX右フロントドアの色々な凹み

基本3ヶ所ですが、他にもあります。

お忙しいお客様で、なかなか時間が取れない中、他のデントリペアのお店や鈑金塗装も検討されて悩んだ末、当店にご依頼いただきました。

見積り時に最初の写真の2箇所はかなり凹みが深く、修理跡が残る可能性が高い事も伝えていましたので、それも悩まれた原因だったと思います。

凹みが点在しているので、内装を外しての作業です。数があるのと、お客様のご都合もあり、朝預って夕方のお返しです。

時間はタップリ貰えたので、途中出張でのお仕事もしながら、じっくりリペアです。

アウターハンドル下はかなり凹みが深かったので修理跡が残ってしまいました。下側の凹みも深く凹んでいたので、アウターハンドルの凹み程では無いですが、少しヒズミが残ります。

作業後、お客様にもシッカリ確認して頂いたのですが、想像以上に直っていた様でご満足して貰えました。

「もっと早く直しておけば良かった」と言って頂けましたが、お客様自身が色々調べてご納得して頂ける事が大事なので、ジックリ時間を掛けて考えられる事も重要だと思います。見た目が凹んでいる以外、害はないのですから。

出来る事に限りはありますが、修理でお悩みの場合はぜひ一度当店にご相談下さい。

お客様にあった修理方法を考えます。

ご納得行くお店で修理して下さい。

その1つに当店も入れて頂ければ幸いです。

 


フリード リアゲートの大きな凹み

当て逃げです。

リアゲートとリアバンパーに凹みと傷がありました。

当てた相手は気付いているのか、いないのか?

幸い目立ったキズは塗装面に無く凹みさえ何とかなれば、という事で来られました。

お客様は鈑金塗装も視野に入れてお見積りに来られ、当日はお見積りのみで。

後日、鈑金屋さんでもご相談されました。

しかし、鈑金すると新車からの塗装が変わってしまい、安い鈑金塗装だとパテやせの心配もあるので、ジックリ考えられて当店でのリペアをご依頼頂きました。

今回の様な凹みはよくあり、多数リペアしてきましたが、やはり同じ様に見えても、全く同じ凹みはなかなかありません。

20年目ですが、毎回ドキドキ、ハラハラ。

凹みの大小、浅い深いに関係無く、「本当に直せるのか?」と自問自答しながらの作業です。

甘く考えた時ほど、もしかして直らないのでは?と思う事があります。それでも最終的には何とかしてきましたが。

「前回出来たから今回も大丈夫」はあり得ませんので、最終的にはやってみないと分からないと伝え、ご理解も頂いて作業しました。

リアゲートの内張を外した状態、凹みの裏側です。

赤丸の部分が今回の凹みの問題部分です。

最初の写真の大きく凹んでいる部分が、瓢箪の様になっているのは、赤丸部分のブレス?骨?が後から押した様な状態で突き出しているからです。

この部分のダメージがかなりネックになってきます。全体的な凹みの大きささは50センチ以上あります。

可能な限りとお客様とお約束したのですが、それ以上の仕上がりになる様、全力で頑張ります!!

 

色々試行錯誤しながら三時間程掛かりましたが、これ以上は無理なので終了。

写真で見ても少し歪みが残ります。

動画も用意しましたので参考にして下さい。

↑横から見た感じです。

全体的な歪み(写真や動画は細かい所まで映らないのが残念です。)は取れませんが、リペア前と比べて頂けると格段に良くなりまた。

お客様にもとても喜んで頂け感無量です。

どんな凹みでもお客様がどの程度の修理を望んでおられるかで、修理方法が変わります。

今回は通常なら当然鈑金塗装をお勧めするレベルですが、色々お話させて頂いてお客様が思い描く一番良い方法を取らせて頂きました。

デントリペアでダメな場合は鈑金塗装でも対応させて頂きます。

どんな凹みでも!とは行かいないデントリペアですが、可能性があるなら、トコトンやります。ダメ元でも良いので一度ご連絡下さい。

他府県からもメール、LINE等でのお問合せが多々あります。聞くだけなら無料なのでお気軽に!!

デントリペアについては適切なアドバイスが出来ると思います。

 

 

 


セレナ 右フロントドア プレスラインの凹み

フロントドア プレスライン上のかなり深い凹みです。

最初の見積り時にお客様には、全く分からない様に直す事は無理ですとお伝えしました。

凹みの上下が腫れ上がっていて、このプレスラインもかなり硬いのでチョットやそっと押した位では直りません。(しかし、最近のパネルは薄いので、少しは希望はありました。)

内装を外して、ドアガラスも外して最大の力で押す必要があります。

凹みのほとんどは出たのですが、全く分からないと言うレベルまではリペア出来きず、少し残りました。

ツールアクセスが今一つだったので、アウターハンドル(ドアの外の取手)も外しています。写真で見ると分からないので動画も用意しました。

動画で見ると少しライトの写り込みがズレるのが分かると思います。

この凹みはこれが限界です。

お客様とも相談しながらリペアしたのですが、これ以上凹みを出そうとすると、どうしても塗装面に影響が出るので、この状態がベストと判断して終了です。

当店にご連絡いただく前に他のデントリペア店でも見積りを取ったとの事、しかも値段は当店の方が高かった様です。その上で当店を信頼してご依頼して下さいました。ご期待に添うべく出来る限り、持っている技術の全てを使って頑張りました。(今年で開業20年目なんです!)

鈑金塗装だと高額になり、新車の塗装やコーティングも失われる為、当店での作業を選んで頂いたのですが、お客様の想像以上に直っていたので喜んで頂けた様です。

時々デントリペアでの作業で、「コーティングが無くなりますか?」と聞かれるのですが、ボディにキズがあり、しかもかなり磨かないと凹みがよく見えないという事が無い限り、損なわれる事はありませんのでご安心下さい。


デントリペアの限界を超えている凹みの場合!!

プレスラインや、平面でも深すぎる凹みをリペアした時に出来る、ブツブツの状態になってしまうリペアがあったのでご紹介します。(下の写真は作業後のものです)

 

こんな状態です。

専門的には「アウティー」、戻せない位にリペア部分を突き出させてしまった物、出し過ぎ、の意味です。

この状態にしてしまうと、元に戻す事は不可能です。これを改善するには鈑金塗装を要します。

リペアの工程でここまでではなく、あえてわざと出し過ぎ気味にしてリペアする事は度々あります。

しかし、この状態は明らかにやり過ぎ、失敗のレベルです。

今回はディーラー様からのご依頼で「多分リペアは無理だろけどダメ元で」とのお話で預って頂いたものでした。

当日に行くまで一度も見ていなかったので、一目で塗装が割れる、もしくはこの状態になる事は分かりました。

その事をディーラー様に伝え、一度お客様にご相談して頂くようにお願いしました。

結果、出来る限りで良いので「リペアしてくれ」と言うお返事でした。

とはいえ、綺麗に、そこに凹みがあった事が分からない様にリペアする事が、デントリペアの最大の課題なので、当初は写真の様な状態にならない様にリペアするつもりでした。

しかしリペアしていくにつれ、プレスライン上の凹みが深い上に、硬くやはりどうしようもありません。

お客様が塗装割れは気にしないので、「とにかく凹みが目立たなくなれば」との要望だったので仕方なくアウティーになる事を承知で凹みを出す事にしました。

出来る限り塗装は割らない様にしましたので割れてはいませんが、アウティーだらけの状態に。

しかし、凹みはかなり、と言うかほぼ直っていたので、OKの結果が。この状態を良しとするか、悪しとするかはお客様次第です。

ダメ元でお受けした仕事でしたし、実際もう少し直らないと思っていたので、リペア前の写真は撮っていませんでした。(リペア前は凹みは、正面から見てもハッキリ分かり、凹みの上下にも、かなり張れ上がりがありました。)

当店で、お客様に説明する時にブツブツの状態になるかもという事がありますが、その例として見て頂ければと思います。

ただし、今回の例はあくまでも、特殊な例です。ここまでになる位なら鈑金塗装をお勧めしていますので、後はお客様次第です。

通常黙って「これが仕上りです」とお支払をお願いする事はありませんのでご安心下さい!!

 

 

 


123