凹みの種類別

N-VAN 助手席ドアの内側の凹み(私のです)

助手席ドアを閉めた時に、うっかりデントリペア用のライトのハンドル部分を挟んでしまいました。

かなり悲しかったのと、今日は暇だったので適当に修理しようと奮起!(通常はこの部分はお引き受けしてません。きれいに直すのは無理なので)

新車で買って4年目ですが、初めてバラしました。

ドア内張りを外すとビックリ!!

かなり複雑な構造です。

シートベルトの太鼓部分と、ワイヤー周りは作業に邪魔なので取り外しぶら下げています。

ちょっと…かなり(?)残りましたが、これ以上は面倒なので良しとしました。

自分のなので……(^^;

それより気になったのはドアパネルの裏側に貼り付いている鉄板です!自分の車でやってみておいて良かったです。

お客様から依頼された場合は、ツールアクセスにかなり苦労させられそうです。

この凹みの修理跡はいつでも見ていただけますよ。


カムリ 右リアドアの凹み?!

ドアパネルの上から下まで、かなり酷く凹んで?います。(凹みではありますが、デントリペアの範疇ではありません。通常はほとんど断られます)

特にドア上部のプレスラインが酷く凹んでいるのと、下部は凹みに加え、張れも出来ています。

ここまで凹むと修理を依頼するお店によっては、ドア交換も視野に入れての修理を勧められる場合もあります。(お客様はパネル交換と言われたみたいです)

⬆️  私自身も赤丸部分の二ヶ所だけなら、自信を持って直せます!!

その上下に関しては作業してみないと、どうなるかは分からないのでお客様には「基本お任せで!」と言う事でリペアしました。

最悪の場合はほとんど現状と変わらない場合もありますとお伝えしています。

取りあえず内装を外して、プレスラインの上部はかなりの力をかけて作業する必要があるので、ガラスも外しました。

ガラスを外すとそれなりのツールが入るのと、リペアしやすくなるので、あとは全力で黙々と作業するのみです!

↑上の凹み(リペア後)

↑下の凹み(リペア後)

上の凹みに関してはこれ以上凹みが上がって来ないのと、塗装面が完全に割れると判断したのとの両方の理由でここまでです。

下の凹みに関しては、凹みの裏にドアビームがあって、凹んだ時にパネルにデントリペアでは消せないクセが入っているためです。

これ以上は鈑金塗装になります。

ただ、全体的にはほぼ分からなくなったので、満足して頂けたようです。

時間はかなり掛かりましたが、お客様に喜んで頂けたので良かったです。

どこまで仕上げるかは作業者自身の技術が一番大事ですが、それ以上にやる気と根気が全てです。


ミニ 右フロントドアエッジの凹み

ドアを開けた時にぶつけみたいです。

エッジ部分はデントリペアではキッチリ修復するのは無理ですが、鈑金塗装だと結構高額になるので、ある程度分からなくなればと、当店でのリペアを依頼して頂きました。

取り敢えずこのままではリペア出来ませんので、内装を外して作業です。

ドア内側の画像です。赤丸部分の中心当たりに逆のくの字に凹こんでいるのが、分かると思います。(拡大して見て下さい。

凹みを裏側から見て分かる時は、かなり深く凹んでいる証拠です。

パネルの会わせ目部分のダメージが大きいので完全に分からなくは無理ですが、目立たなくはなりました。

↑ 一番残った凹みが分かりやすい様にライトを映し込んでの写真です。

白く塗装の欠けが残っています。

↑ ライトを外して普通に見る分にはほぼ気にならない程度には出来ました。

お客様には、残った部分に関しては分かっていたことなのでと言って頂き、絶賛して頂けました。


CX-8左リアドアの凹み

ドア下の凹み

プレスラインがかなり潰れているので、デントリペアでの修理方法では歪みが残ります。

キッチリ直すには鈑金塗装の方が良いのですが、デントリペアでの修理を依頼して頂きました。

ただ、この車種は内張りを外しただけではツールが入らないので、硝子を外しドアレギュレーターごと内部パネルも外してからの作業になります。

赤丸部分が凹みの位置です。

このドアビームがかなり邪魔でリペアに最適なツールが入らず、ツールのアクセスも悪いので当初の作業時間を大幅に越えてしまいました。

完璧に直せました!!

と見えますが、ライトを映し込んで見ると

歪みがよく分かります。

上のプレスラインと下のプレスラインの幅が狭く、硬い部分なのと、ツールアクセスの悪さが最大の原因です。

お客様にもライトを当てた状態と、何も映し込まない状態の両方をシッカリ確認して頂きました。

結果は…..

私の想像に反して、とても喜んで頂けました。

20年以上この仕事をやっていても中々難しい仕事です。

奥が深い作業だと自分でも思い知らされます。


ウィッシュの左フロントドアの凹み

ドアの前から後ろ方向に筋状に大きく凹んでいます。

凹み全体はある程度戻せますが、凹み中心部にあたる筋(ライン?線?キズ部分)は多分残る可能性が高いので、その事はお客様にキチンと説明し、ご了承していただき作業しました。(最終的にどうなるかはやってみないと分かりません)

↑線状に凹んでいるので、映りこんだライトがかなりズレています。

↑こっちの凹みは問題ありません。

↑作業の都合上ガラスも外しています。

リペアにかなり時間が掛かりました。

凹みの深い部分は少し残りますが、その部分を直すには鈑金塗装でパテ埋めして塗装するしかありません。

キズはこの後軽く磨くと少しですが、マシになりました。

シッカリとお客様に確認して頂きましたが、かなりご満足して頂けたようで、絶賛して頂けました。


アルファード右フロントフェンダーの凹み 二ヶ所

プレスライン上とその下の二ヶ所が凹んでいます。

フロントフェンダーの場合、凹んでいる場所にもよりますが、比較的問題無くリペア可能です。

今回の場合は、タイヤハウスの内側のカバーを外すだけでリペア出来ました。

↑リペア前

↑リペア後

お客様にもシッカリ確認して貰って、ご満足して頂けました。


レクサスIS300h 右フロントドア プレスラインの凹み

 

プレスラインがかなり潰れています。

お客様には塗装割れと、凹み中心部が残る可能性を説明し、ご了承して頂いてリペアを開始しました。

リペアに使うツールの都合上ガラスも外しての作業です。

プレスライン部分は深く凹むと物凄く硬く、押し出す時にかなりの力が掛かるので、それなりの太さのツールを入れないと戻せません。ガラスが割れる可能性もあります。

全体的な凹みは戻せましたが、ライン上の中心点は、やはり残ってしまいました。

「塗装が割れたらタッチアップするので」と言って頂いていたので、割れるのは覚悟で作業しましたが、これ以上はどうしても出せませんでした。

プレスラインの一点だけが残ってしまいましたが、心配していた塗装は割れずにすみました。

お客様にはほとんど分からなくなったのでとご満足して頂けました。

こんな感じですが、良ければ一度ご連絡下さい。


アウトランダーPHEV 左リアドアの凹み

ドアのほぼど真ん中が凹んでいます。

一件、楽に直せそうに見えますが、ツールを入れて見ると裏側に鉄板が貼り付いていました

 

↑ちょうど赤丸部分が凹みの裏側です。

ドアガラスの隙間からツールを入れても、凹みの裏には当たらないので、内装を外して作業しました。

黄色いテープとテープの間が凹んでいたところです。

ほぼ、完璧に直ったと思います。

お客様にも絶賛して頂けました。

一昔前ならドアビーム一本が付いていただけなのですが、現在の車のほとんどはこう言ったパネルが貼り付いているので、ドア真ん中あたりだから直しやすそう!とは言えない状況です。

今回の凹みもあと2~3センチほど上下どちらかにずれていると全く状況が変わります。

楽観すると痛い目に会うので、現車確認をシッカリしてから、キチンとした見積りをするようにしています。


プジョー308 左リアフェンダーの凹み

かなり大きく難しい凹みです。しかもキズもあり、筆でタッチアップされていました。

お客様とはシッカリお話しさせて頂いて、綺麗に元通りに直すことは出来ない事、パネル内で直せない部分が数ヶ所あることは説明しています。

外車なので鈑金塗装だと結構なお値段が掛かりますが、「出来れば鈑金塗装での修理を」とかなりお勧めしました。

車も古いので、あまりお金を掛けずに目立たなくなれば良いとのことでした。

結局当店で出来る限り戻して欲しいという事で作業しました。

↑元の凹みです。

赤く濃い色が付いてる部分はお客様がタッチアップされたところです。

綺麗に元通りにならない事は承知して頂いての作業でしたが、出来る限り綺麗に成ればと一生懸命やりました。

大きく凹んでいた所が目立たなくなったので、お客様には大変ご満足して頂けました。

 


フリードリアゲートの横長の凹み

リアゲートの下部に横長の凹みです。

止めている時に、バックで他車に当てられたようです。

リペア前の写真撮り忘れたました。

↑こんな感じに凹んでいました。

一枚目、二枚目の写真で写っているのは凹み裏側に骨があり、そのせいで貼れ上がっている部分です。

↑リアゲートの裏側

↑凹みがあった部分。

外から押されて骨部分が沈んで曲がってしまった分、浮きが出来ています。

パネル自体の強度等には問題ありません。

殆ど分からないレベルになりました。

業者様からのご依頼でしたが、大変ご満足して頂けたようです。

ここが凹んでいたと知っていたならば、じっくり角度を変えて違和感をさがすのですが、そこまでしないとまず見つけられないと思います。

今回のような凹みは度々ありますが、毎回ここまでリペア出来るとは限らないので、その都度現車を確認してから作業しています。

 

 


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