修理実績紹介

ステップワゴン 左リアフェンダー内の構造

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今回もデントの修理前後の話ではありません。

ホンダのステップワゴン(現行RP1型)の左リアフェンダーです。 凹みの修理は完了しています。 給油口近くのリペアのお問い合わせはよくいただくのですが、修理可能かどうかの返事が難しい場所の1つです。

フェンダーの内張を剥したその裏側が一枚目の写真です。 表から見るとフィラーリッド(給油口の蓋、この車種の場合はただの四角いパネルです)の廻りは何も無い様に見えますが、裏側にはこんな箱が付いてます。(黄色いマスキングテープが貼ってある所)

これがなかなか曲者で、この箱の廻りは外鈑とピッタリくっついているためツールが入りません。(ギリギリまで入る極薄ツールもありますが) 車種によって、この箱の大きさや形状が様々なので、給油口の廻りは表から見ただけでは、リペア出来るかどうか判別するのは困難な場合が多々あります。 その場合は内張りを外して確認する 以外に方法は無いのですが・・・。

 ちなみに、このての1BOX車は給油口のあるパネルの反対側(この車種は右リアフェンダー)にはリアのクーラーユニットがあるため、どちらも見た目ではお返事しにくいです。 デントツールさえ入れば、 何も問題ありません。 後は腕次第です!!!(凹みの状態によりますが)

 

トラブルが

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ミニ クラブマンの右フロントドアのデントリペアで作業依頼いただきました。

内張りの脱着は必要なものの、リペアは可能と判断し作業開始しました。

しかし、暫くしてからトラブル発生・・・!!!

ドア内側のロックノブが外れてしまいました。かなり想定外でした。

この外れた部品を戻そうとすると、ドアガラスを外して、写真に写っている黒いパネル全体を取り外さないと戻せません。 ガラスの調整も必要になります。 そこまでは分かっていたのですが、私自身この作業は経験が無いのでリカバリーが難しい為、(この手の作業が得意な所に聞いてみましたが、この車種は、やった事が無いとの事で断念しました)

 結局、お客様に許可を頂いてデント作業終了後(凹みはちゃんと直りました)ディーラーへ一緒に行って頂く事になりました。 たまたまお客様がこちらで車を購入されていたらしく、事情を説明すると、すぐに対応して頂けました。

さすが専門ディーラー様!!

 部品を見てすぐに作業を開始してくださいました。 邪魔かとは思ったのですが、滅多にない機会なので、今後と自分自身のスキルアップの為に見学させて頂きました。 丁寧に作業手順を教えていただいたり、写真も撮らせていただいたり、とても勉強になりました。

今回の件で相談に乗って下さった方々や、

突然の依頼にもかかわらず、丁寧に対応して下さったディーラー様、

ご迷惑をお掛けしてしまったお客様、本当にありがとうございました!

今後も技術向上に勤めていきますので、これからもよろしくお願い致します!

 

 

 

クラウン 左リアドア

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ドアパネルの後端です。
パネル際の合わせ部分で折れていて、
凹み自体も縦筋が入るほど深い為、少し修理跡が残るだろうという初見でした。
後はツールアクセスの問題です。

場合によっては、ドアハンドルやキャッチ等の部品を外す必要性もありましたが、作業時に確認したところ内装の脱着だけでリペア可能と判断しました。ツールアクセスも確保です。

心配なのは凹みが深い為、筋状に残らない様に直そうとすると塗装が割れる可能性があることでしたが、その事も含めてお任せして頂ける事になり作業開始となりました。

結果、パネル際の折れはやはり残ってしまいましたが、お客様には大変喜んで頂ける結果になりホッとしました。

実は当店に来られる前、他店でご相談されたそうで、そちらのお店では「出来ない」と言われたそうです。「デントリペアでの修理はムリかも」と、半分諦めて当店に来られた為か、尚更喜んで頂けた様です。


日産 ノートに よくある凹み

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ノートの場合、プレスライン上に凹みが出来ている場合が多いのですが、今回はほぼ影響が無さそうです。(実際は多少ですがプレスラインにも凹みがあります)

 当初1時間半程の作業時間を見ていたのですが、 凹みが少し大きく、深く凹んでいる部分もあるので作業性等を考えると、ドアガラスを外して作業した方がいいと判断してリペアしました。

 お客様には途中で連絡をし、少し時間を伸ばして頂きご迷惑をお掛けしましたが、納得できる所まで修復する事が出来ました。 多少歪みが残りましたが、お客様には満足して頂けました。

 

スイフト左フロントドアの凹み

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プレスラインが、ガッチリ凹んでいます。 デントとしてはごく標準です。

いざ作業に入ると、思ったよりも凹みが深く硬いため、より強い力を掛ける必要があり急遽ドアガラスを外しての作業に切り替えました。 凹みの上下の部分に張れが出来ていたのですが、作業性は凄く良いので、問題無くリペア出来ました。 どんな凹みでも、このくらいスッキリ直ると気持ち良いのですが・・・。

 

エブリィワゴン スライドドア プレスライン上の凹み

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この車種は、結構この部分が凹んでいたりします。

同じプレスライン上でも、前方 後方 真ん中のどの位置が凹んでいるのかで、ガラスの隙間からツールアクセス出来たり、内装を外して車内からしか作業出来なかったり様々です。

今回はガラスの隙間からアクセス出来たので、バッチリ修理完了しました。

 

実は今回は、業者様からの紹介で、中古車店様へ出張修理にでかけました。

当日見せていただくと本来依頼されていた凹みは、修復出来ない凹みでした。(大きさは大丈夫ですが、ツールアクセスがかなり困難な場所な上、塗装割れの可能性が高かった為) 今回の写真はご依頼の凹みが修理できれば、一緒に修理して欲しいと言われていたものでした。

結果、ご依頼のデントが修理出来なかったため、こちらからお願いしてデモンストレーションも兼ねて作業させて頂きました。(せっかくご縁を頂きましたから、どの様に直せるのかを見ていただきたいという思いがありました)

次回 ご依頼の時はご期待添えるよう頑張りたいと思います。

 
 

レガシィBH系 左リアフェンダーの凹み

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少し古い車ですが、リアフェンダーの角部分が凹んでいます。

 オーナー様がとても大切に愛着を持って乗られていることが分かる車でした。

この車種は私がこの仕事を始めた頃の車なので、私自身も色々な思い出があります。

ツールアクセスが場所によっては、入りにくいor入らないなど、散々考えさせられました。

 最近はリペアする機会も減っていたので、懐かしさが甦り、オーナー様の気持ちの凹みも伝わってきます。 作業している間に、日差しの向きが徐々に変わっていったので、修理前と同じ様に写真が撮れませんでした。

お客様には大変喜んで頂けたようで、私自身も、苦労した甲斐がありました。

 

モコ右リアフェンダーの凹み

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デントリペアのツールは文句無しに入るのですが、

凹み方が悪くバッチリ‼とはいきませんでした。

 特にリアゲート側のパネル際が見た目よりも深く折れ込んでいて、凹み部分の鉄板も限界近くまで伸びていたため、何度も調整を繰り返して全体のバランスを整えましたが、どうしても少し歪みが残ってしまいました(T_T)

 

レガシィ左リアフェンダーの凹み

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全く問題無く修復可能な凹みです。

ですが、内部の構造によっては、 手こずる場合もある場所です。

この車種に関しては、過去何度もやっていますので、まず大丈夫だと思い作業しました。

 この他にもリアドアの修理もありましたが、(写真を撮り忘れました。)

ガラスを外して、こちらも難なく修理出来ました。

お客様も満足して頂いて気持ち良くお帰り頂けたました。

 

 

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