ベンツ

ベンツ E220右リアドアの凹み

 

右リアドアの標準的な凹みです。

旧車の場合は、鈑金塗装で直してしまうと、修理したところの色艶が変わってしまうため、デントリペアでと依頼される事が多々あります。

型が古いので、塗装面の劣化が気になるところでしたが、今回はキチンと手入れされていた車だったので、塗装に影響が出ることなくリペア出来ました。

ただし、ここを直すのに内装の脱着が必要だったのですが、車自体が古いので、下手に外そうとすると部品の破損が気になるところでした。

幸い今回は、旧車のレストアを専門にされている業者様からのご依頼だったので、この車種の構造をよく把握されていた為、脱着して頂けました。

この黒いL字型の爪で内張りをドアパネルに引っかけているのですが、知らないと通常は手前に引っ張って外そうとするため、爪が折れてしまいます。

勉強になりましたm(__)m

ここまでしてもらうと、後はリペアだけなので難なく完了しました。

仕上がりはほぼ完璧だったので、業者様にも確認して頂きOKをいただけました!

20年以上やっていますが、未だに知らない構造の車がいっぱいです。

一つ一つ覚えるしかないんでしょうね。

 

 


ベンツA180 右フロントドアの凹み

 

ドアの凹みで3箇所凹んでいます。

それぞれの大きさはあまり問題ではないのですが、メッキモールのすぐそばの凹みが鋭く深く凹んでいる為、跡形も無く綺麗に修理する事は出来ません。

今回のお客様は、今は引退されたのですが私がデントリペアを始めた頃からお世話になっていたモータース店の元社長様です。現役時代は車検や修理は勿論、自分で鈑金塗装もこなされる職人さんでした。

そんな社長さんですので鈑金塗装だと色が全体に変わってしまうのがイヤで、多少凹みが残る事は承知の上でご依頼頂きました。

ただ、この場所は袋状になっていてツールが入らないので、ガラスを外して水切りモールの取り付け穴からツールを入れての作業になりました。

全体的に小さくする事は出来ましたが、全く分からない様にする事は出来ませんでした。凹み中心部が鋭く凹んでいた為で、これが限界でした。

それでもかなり目立たなくなったので、ご満足頂けた様です。

新車で購入され1年も経っておらず、しかも運転席側だったので、乗るたびに目に入って気になっていらしたようです。

ちなみに、今回はガラスを外すだけでリペア出来たので良かったのですが、もし、凹みがドアの中央や下部なら黒いパネルの脱着が必要でした。この黒いパネルを外す場合は専用のリベットと、リベッターが必要なのです。車によって専用の工具が必要な事はよくあります。金額と種類を考えると全部は揃えられませんが、今後の事を考え、少しずつ用意しようと思います。