ハリアー 左フロントドアの凹み
少し横長の凹みです。
当たった時に引き摺ったみたいです。
ライトの角度をこの状態で見て直していくと
凹みが残ってしまうので、ライトの角度を変えて直していきます。
リペアを開始する時に、どのようにライトを入れて直して行くかで、最終の仕上がりにかなり差が出てしまいます。
これは経験上の話しなので、人によっては違うかもしれませんが….。
私の持論ではこうです。
塗装面のキズがポチっと残りますが、凹みはほぼ消えたと思います。
少し横長の凹みです。
当たった時に引き摺ったみたいです。
ライトの角度をこの状態で見て直していくと
凹みが残ってしまうので、ライトの角度を変えて直していきます。
リペアを開始する時に、どのようにライトを入れて直して行くかで、最終の仕上がりにかなり差が出てしまいます。
これは経験上の話しなので、人によっては違うかもしれませんが….。
私の持論ではこうです。
塗装面のキズがポチっと残りますが、凹みはほぼ消えたと思います。
左右に二ヶ所、ハッキリした凹みと薄い凹みがありました。
取り敢えずルーフの内張りを外して作業開始です。
天井の裏側、こうなっています。
一ヶ所はアシストグリップの取り付け部分の所に凹みがありました。
薄い凹みはプーリングでも良いのですが、大きくハッキリした物はプッシュ(押し出し)で直す方が確実です。(プーリングの場合は塗装剥がれのリスクがあります。剥がれた場合責任は取れませんので、お客様とシッカリ話しあって、了承を頂いてからしか作業しません)
この状態が一番ベストでリペア作業が出来ますので、あとは腕次第です。
↑左側の凹み
↑右側の凹み
微妙なヒズミがほんの少し残りますが、ほとんど分からない仕上がりになったと思います。
お客様にも十分満足して頂けました!!
だいたい半日の作業です。
プレスラインではないのですが、膨らみのある部分が凹み、その上下には張れが出ています。
完璧にリペアはちょっと難しいですが、目立たなくなら何とでも出来ます!
使用するツールの都合上、ドアガラスも抜きました。
YouTubeなどでガラスの隙間からツールを入れてリペアしているのがありますが、この車種の場合はグレードによっては合わせガラスが入っているので、同じ様に作業するとガラスが割れます。
凹み中心部、上下の張れ、それに伴う全体的な歪みのバランスを少しずつ調整しました。
かなり時間は掛かりましたが、良い出来になったと思います。
リアゲートの1/4程が凹んでいます。
キッチリ直すならリアゲート交換か鈑金塗装を、
とお薦めしたのですが、修理費用をあまりかけたくないとのお客様のご要望でリペアしました。
仕上がりに関しては、「当店お任せで」デントリペアで出来る限りと言う事です。
動画だとダメージの大きさが良く分かると思います。
↑内張りを外したリアゲート内部です。
時間が掛かりましたが、出来る所まで頑張りました!
所々リペアしきれない所もあります。
お客様には事前にお伝えしていましたので、目立たなくなった事でご満足して頂けました!!
ライトを入れて修理部分が良く分かるように映していますので細かい所まで分かります。
ライト無しなら、良く見ないと気づかない位には直せました。
薄い凹みですが、プレスラインとその上部に1ヶ所に凹みがあります。
内装を外し作業します。
N-BOXのリアゲートの裏には赤丸で囲ったブレスがパネル中央辺りにあるので、凹みの場所によっては非常にリペアしにくいことがあります。
今回はこの部分から僅かに外れていたので、
あまり苦労せずリペア出来ました!
ほとんど分からない仕上がりになったと思います!
微妙な凹みだったので、仕上げに少し手こずるかと思いましたが、ツールアクセスが良かったので、比較的短時間で終了出来ました!
凹んだ時に出来たのか突き出した部分もあります。
ここをリペアするには内装を外し、内部パネルも外す必要があります。↓
この部分が凹みと凸のある部分です。
ちなみに
最近のボルボはアウターハンドルを外すのが面倒です。
良~く見ると微妙に縦筋が残っているのが分かりますが、ツールの入り具合やその他諸々でこれ以上は無理でした。
キチンと内装を組み付けて完了です。
プレスラインを潰してガッツリ凹んでいます。
凹み上部には張れもあります。
目立たなくなればと言う事でお引き受けしました。
プレスライン部分の凹みを出すのが硬すぎ、力が掛けられないので、ガラスも外して作業しました。
少し荒い部分とプレスラインの凹み中心部が残りますが、ここまでが限界でした。
ただ、普通にライトを入れずに見る分にはほとんど分からない仕上がりにはなりました。
アンテナを引っ掛けたらしく、浮いてしまってます。
ルーフの内張りを完全に落として作業です。
軽く落としただけでは、アンテナの穴からの防水の為の作業が出来ません。
ルーフの裏側は骨だらけです。
↑アンテナの穴がめくれ上がっています。
でも、マシな方です。
ピッタリ合わせました!
微妙な歪みは残ります。
アンテナ廻り。
こちらは比較的キッチリいけたと思います。
良く見ると分かりますが、オークションでは減点無しでした。
通常ならお断りしますが、その辺りは今までのお付き合いと信頼関係で、お任せ作業との事でお受けしました。
左前ドアの凹み2ヶ所、多分ドアチョップです。
塗装面に少しキズがありました。
内装を外して作業です。
キズがそこそこあるので凹んでいた所が分かります。
ピンポイントで凹みのあった所を、ライトで照らして映しているのでキズが目立ってしまいますが、普通にライト無しで見るとほとんど気にならない出来になりました。
ドアの下部に横筋状に2ヶ所凹みがあります。
内装を外して作業しました。
古い車なので構造は単純ですが、パネルは分厚く硬いです。
内張りも慎重に外さないと割れる可能性もあります。
デントリペアはテコの力の応用で修理するのですが、部品を壊さないように支点になる部分は、シッカリ確認して作業します。
微妙な所がありますが、リペア終了です。
通常の車よりもクラッシック系の車は、部品を破損すると取り返しがつかないので、リペアよりも部品の脱着の方がかなり気を使います。
毎回思いますが、出来れば外したくはないです。