修理跡が残った凹み

レクサスGS250 左フロントドアの大きな凹み、2ヵ所

一度で着いた凹みではなく、上下別物です。

何が当たってこうなったのかは分かりませんが、かなり複雑で広範囲の物でした。

通常のデントリペアの範疇を越えています。写真には写っていませんが、下の凹みは凹んだ時の影響で張れ、折れがあり40センチ四方位の範囲で歪みが出ていました。

お客様にはキッチリ直すなら、鈑金塗装の方が良いとお伝えしました。

しかしやはり塗装はしたくないとの事で、お引き受けすることになりました。

内装を外してリペア開始したのですが、途中どうしてもガラスも外して作業した方が綺麗になると判断して、追加でガラスも外しました。

少し微妙な歪みが残りますが、上下とも私が思っていたよりも良く修正出来たと思います。

お客様には大変喜んで頂け、「宣伝しとくわ!」

と言って頂けたので、とても満足して頂けたようです。

出来る事には限界がありますが、引き受けたからには全力で直します!!

今回のお客様は御所市からお越しでしたが、

ちょうど出張作業の帰りにお客様からお電話を頂いたのですが、作業場の準備が全く出来ていなかったので、ご希望の時間より少しずらしてお越し頂きました。

ご来店の際には出来るだけ、前もって予約頂けるとご迷惑をお掛けしないと思います。

せっかくご来店頂いても出張していることも多いので、無駄足にならないと思います。


フォルクスワーゲン BORA トランクの凹み

トランクのエッジ部分が完全に折れ込んでいます。

デントリペアでは、絶対にきれいに直ることはありません。お客様にもその事は十分にお伝えしました。

今回、テールランプにも不具合があり、その修理費用もかなりかかるとの事でしたので、暫く検討して頂きました。

結果、以前の修理実績もあり、鈑金塗装ではなくデントリペアで出来る限りでいいので直して欲しいとのご希望で、作業する運びになりました。

この位には戻せました。

動画だと↓

こんな感じです。

当初に比べると、エッジ部分がかなり戻っているので、お客様にはとても喜んで頂けました!

エッジ部での凹みは、パネル端の二重の合わせ部と、そのキワで折れ込みが入るため、どうしてもきれいな修理にはなりません。これ以上の仕上がりを求める場合は、鈑金塗装での修理をお奨めします。

 

 


デントリペア、他店の手直し!!

 

横筋の凹みがクッキリ残っています。

中古車店で鈑金跡か?と言うことで相談がありました。

良く見ると、どうやら他店でデントリペアをした様ですが、凹みの廻りを縮めただけで、一番ダメージのあった深いところを出せずに、そのまま仕上げた様です。

手直しの場合は、突き跡が戻せないほどいじり回されている事も多々あるので、余り受けたくはなかったのですが、「今より良くなるのなら」と言うことでお受けしました。

思った通り、内装を外して確認すると、リペア跡の傷が残っています。

 

取り敢えず凹みの深い部分を戻すために、

修復された部分を拡げて、筋状になったところを戻せる様にします。

多分元の凹みは、こんな状態だったと思います。

(この作業の分だけ通常のリペアよりも一手間が掛かります)

ここまでしてから、通常のリペア作業に入って、出来る限り分からない様に修復していきました。

微妙なところが残っていますが、最初の状態と比べるとほとんど分からなくなったと思います。

お店の方からも、十分と言って頂けました。

デントリペアは作業者の熟練度によって、仕上がりが全く違ってきます。

デントリペアはあくまで修理方法の名前であって、作業するものによって、全く別の仕上がりになる修復技術です。最近はネットでデントリペアの道具も簡単に手に入りますので当店に来られるお客様の中にも、「修理をしてみたんだけど」という方がおられます。

単純な手順ですが道具があれば出来るものでもなく、あくまでも経験と実績により確立しているものですので、ご自身でされる場合はご注意下さい。

手直し作業も、前回の作業状態でよくなる物、どうしょうもない物があります。

今回はラッキーな例でもあります。

 

もちろんご自身で修理できれば一番いいのですが、

「無理かも!」

と思った場合はやり過ぎる前に、ご相談頂けると有り難いです。


レガシィ 左フロントドアの凹み

縦長の凹みで、典型的なドアチョップの凹みです。

大きさはリペアするのに問題はないのですが、少し深めです。

最終的に縦筋の凹みが残ってしまう可能性があったので、お客様にはその事を伝えて、了承頂いて作業しました。

写真で見て頂くとほぼ完璧です。

が…..

動画で見て頂くと縦筋が残っています。

凹みが深すぎた為、これ以上凹みを押し出すと元の高さより出過ぎてしまうため、ここで終了です。

確認用でライトで照らして、残ったところが一番良く見えるように撮影しています。

普通に見る限りでは、場所を示して、ここです!!

と言わない限りは、ほぼ見つけられない仕上がりにはなったと思います。

お客様にも、残ったところをシッカリ確認して頂いてたうえで、絶賛頂けました!!!

 


プリウスαの左フロントフェンダー プレステライン上の凹み

プレスラインの凹みで、一番代表的な感じです。

プレスライン上の凹みで、問題になるのが深さです。

深すぎると凹みが直りきらず、塗装が割れてしまうこともあるので、慎重にリペアする必要があります。

今回はそのギリギリ位ですが、何とかリペア出来ました。

ほんの少し、よく見てもらうと、出し切れなかった凹みが小さくあります。

離れて見ると全く分かりません。

へこみがあったと知らない人なら、見つけることは困難な位には仕上がったと思います。

お客様も最初は分からないと言われましたが、残った部分を示して、シッカリ確認して頂きました。

とても満足して頂ける結果となりました。

 


オデッセイ 左リアドアの凹み

通常の丸い凹みに見えますが、よく見ると前後方向に少しですが、引きずった様な凹みです。

多分、隣に止まった車のドアが当たったものかな?と思われます。

チョッピリ楕円形です。引きずった凹みの特徴です。

当初、ドアガラスも外した方が良いか?とも思ったのですが、今回はそこまでしなくてもツールが何とか思う様に入ったので、内張りを外すだけでリペア出来ました。

こんな感じです。

遠目では全く分かりません。

 

アップで見るとほんのすこしですが、ポチッと跡が残っています。

お客様からは、

「本当によ~く見ないと分からない」

「ここに凹みがあったと知らないとまず気付かない」とお褒めの言葉を頂けました!!

 


フリード リアゲートの凹み2ヶ所

大きさはデントリペアで十分対応可能です!

しかし、どちらも鋭く凹んでいます。

少し修理跡のこるかも?

内装を外して、ツールを入れるため、リアゲートのキャッチも外しました。

パネルが凹み部分で伸びすぎているため、少し張れ気味に仕上げています。ここを張れが出ない様にしようとすると、全体的に大きく凹んで見えるので、この仕上げで納める事にしました。

こちらはプレスライン上だったのですが、凹み方が良かったのか、当初の想像ではうっすらと凹みが残る位かと思いましたが、その心配はなくかなり良い仕上がりになりました!!

どちらの凹みも(一枚目の写真のへこみは、少し跡が残りましたが)お客様には大変喜んで頂けるお仕事になりました。

 

 


N-VAN再び!!!

今年6月に投稿したN-VANが再度ご入庫です。

穴の廻りのガムテープは、雨が入らないように、お客様が養生されていたものです。

前回と同じくアンテナを引っかけてしまわれたようで、今回はアンテナも完全に抜けてしまったようです。

前回すでにパネルが伸びきってしまっていたので、今回はアンテナの穴の廻りが裂けていました。

今回の修正作業の過程で、アンテナで覆われる範囲を越えてパネルが裂けてしまうと、雨漏りしてしまいます。そして見るからに修理したことが分かってしまう為、そうならないように前回以上に慎重にリペアする必要がありました。

またまた、リアゲートを外してリペアです。

アンテナの配線の片側は、引っかけた際に千切れてしまったようです。

完璧!!に直った様に見えますが….

写真でのマジックです。

↑過去のダメージもあり、凹みの廻りにクセが付いてしまっているので、少し見苦しい所が残ってしまいます。

少し張れ気味になってしまいますが、全体的にはあまり違和感無く仕上がったので、お客様にはかなり喜んで頂けました。

雨漏れ対策もキッチリやっていますので、問題無しです!!(今回バラした時も、前回の修理での雨漏りは一切ありませんでした)

本来なら動画で載せたいのですが、撮るのを忘れました。

今回は3日程お預かりしました。


CX-8左リアドアの凹み

秋頃のリペアです。

私の携帯の方が少し壊れてしまい、なかなか動画のデータがうまくいかず、暫く載せられずにいたお仕事です。

お客様によって、この凹みを大きいと思うのか、小さいと思うのか様々ですが、私としては大きいと思います。

この凹み、普通の丸い凹みに見えるのですが、かなり深くエグっていて、凹み部分の鉄板が極端に伸びています。

お客様には、少しヒズミ等が残ってしまうことを承知していただいてリペアしました。

凹みの状態と位置から、ガラスをはずして作業するのが最適でした。

この状態だと何処からでもツールが入ります!!

写真で見ると綺麗に直った様に見えますが….

動画だと少し張れぎみになっているのが確認出来ると思います。

修理部分の鉄板が伸びすぎているためで、デントリペアではこれ以上詰める事は出来ません。

一点が極端に凹んでいる場合は、こういう仕上がりになることは多々ありますが、その中でも一番見栄えの良い、目立たない仕上がりに成るように調整しています。

お客様には、この状態をシッカリご説明して、実際に見える様にセッティングもし、ご納得して頂いてお返ししました。

お客様にはとてもお喜び頂けたようで、その後、デントリペア以外のご相談もして頂ける様になりました。

ご依頼して頂く凹みには綺麗に直るもの、今回の様に少し我慢していただかなければならないもの、色々あります。

出来ることには限りがありますが、お客様の修理に対するお考えは十人十色、色々あるので出来る限りそのお客様のご希望に合う修理方法を探したいと思います。

年末になり忙しくなって来ていますが、まだまだ頑張りますので、気になる凹みがあればお気軽にご連絡下さい。


フィット天井 アンテナまわりのリペア

↑リアゲート側からの写真、手前にシャッターで引きずった線キズがあります。

車庫のシャッターでアンテナを引っかけてしまい、完全にアンテナが引き抜かれています。

お客様からは車も古いし、鈑金すると高額になるのでそこまでするつもりはなかったそうです。

しかし、このままだと雨漏りがするので乗れない。

なんとかならないか?との相談でした。

雨漏りせずに、見た目が戻ればヒズミや多少の違和感は残ってもかまわない。

仕上がりもお任せ!と言うことでしたので引き受けることにしました。


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