特殊な凹み

プリウスα左フロントドアの突き出し!

 

 

ドアの表面を押された時に、この裏側にあるサイドドアビームがあった為、凹まずに張れ上がった凹み?逆パターンの突き出しになっています。

写真では15センチ程度の突き出しに見えるのですが、実際には縦横30センチ超えのダメージです。

業者様からのご紹介で、お客様と直接お話させて頂いた上で、ある程度のヒズミと修理跡が残る事を了承してもらって作業しました。

お客様からは鈑金塗装だとかなり高額な修理になるし、安上げの鈑金塗装だと塗装の変色やヒズミが残る上、それでもそこそこの修理代が掛かるので、「それならいっその事デントリペアで!」と言う事でご依頼して頂きました。

作業範囲が広いため、ドア内部からのツールアクセスは当然ですが、ドアガラスも外してあらゆる方向から作業する必要がありました。

他のお客様からの仕事もあり、朝からお預りして結局夕方近くまでお時間を頂いての修理です。

突き出した凹み?を直す場合は通常の作業より少し手間が掛かります。

まず張れている部分を表面から叩いて、一度凹みにした上でもう一度凹みを上げ直す必要があります。

色々試行錯誤した上でジックリ慎重に作業しリペア出来ました。

少しライトの写り込みがズレるのが分かるでしょうか?

張れ上がりがヒドイためこれが限界です。

しかし、お客様には思った以上の仕上りにリペア出来ていたので、とても喜んで頂けたようです。

紹介して頂いた業者様にもお客様からご満足のご連絡があったようで、私も安心しました。

どんな凹み、張れでもこうなる訳ではありませんが、可能性があるなら努力しますので鈑金塗装の前に一度ご連絡頂ければ幸です。

 

 


フィアット 左ドアの凹み

ドアのきわ、エッジ部分でかなり深く凹んでいます。

お客様が来られた時に、「凹みの大きさを小さくする事は出来ますが、綺麗に直すなら鈑金塗装をするしかないです」とハッキリお伝えしたのですが、それでもデントリペアでとご依頼いただいたので作業を開始しました。

ドアの内張を外しての作業です。

ドアパネルの外鈑、内鈑の合せ部分でかなり深く凹んでいるので、分からない様に直すのは無理。 ただ、少しでも小さくする事は出来るので、その事に専念しました。結構時間を掛け、試行錯誤しながら頑張ったのですが、これが限界です。

目立たなくはなりましたが、やはり違和感が残る結果になりました。

これ以上の仕上りにするには、どうしても鈑金塗装の必要があります。しかし、お客様の中には多少の修理跡が残る事よりも、塗装する事による色の違いを気にする方も大勢いらっしゃいます。

どちらを取るかの選択になってしまいますが、一度塗装をすると、もう二度と元の塗装に戻す事は出来ないので、難しい選択だと思います。

当方ではトコトンそういうご相談、お客様にとって最良の方法を一緒に考えていきたいと思っています。

愛車にとって1番良い修理方法を一緒に見つけたいと思います!!

 


フィット リアゲートの大きな凹み

横長の大きな凹みです。パネルぎわにも凹みがあります。

当初、LINEで写真見積りさせていただいたところ凹みが大きい為、写真では判別出来ないところがありましたので改めてお電話でお話させていただきました。お客様には鈑金塗装をお薦めしたのですが、まずは一度、実車拝見でのお見積でご予約頂きました。

現状確認した所、写真よりもダメージが浅く

これなら何とかなるかもと思ったのですが、かなり横長の凹みだったので、お客様には横から透かして見ると波打の様な跡が残る事を了解頂いてリペアさせて頂いくことになりました。

凹みの裏側にはリペア作業を邪魔する物は無かったので、当初の予想よりはかなり良い出来になりました。

少し歪みが残りましたが、ほとんど分からくなりました。

リアゲートの端の凹みは残念ですが、パネルぎわで折れがある為、曲がったラインを揃える事が精一杯でした。

凹みが残っている部分は外板  内板の2重構造の為、リペア出来ない凹みでした。(これ以上は鈑金塗装が必要です。)

ただ、見た目はかなり目立たなくなりました。

ただ、ラインを整える事で凹みも目立たなくなったので、お客様も満足して頂けた様で安心しました。

お客様に喜んで頂けるとコチラも本当に嬉しい気分になれます。

 


タント 樹脂フロントフェンダーの凹み

フロントフェンダーの凹みです。

中古車店で当初依頼された時は何も考えておらずに、通常の鉄板だと思い込んで受けました。

しかし、作業し始めると何か違和感が。

忘れてましたが、このパネル樹脂でした!!

樹脂パネルが凹むとはあまり思ってなかったので、チョット焦りあましたが、この位なら何とかリペア出来るだろうと判断し作業始めました!

やってみると以外となんとかなるものですね。

通常のパネルの様に全くわからない!

とはなりませんが、ほとんど気にならない位にはリペア出来ました。

 

 


4tトラック 凹み

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運送会社様からのご依頼です。

納車されて間もなくで左ドアの後側、キャビンが凹んでしまったようです。

トラックのリペアの依頼はあまり無いのですが、長くこの仕事をやっていると年間数件あります。

幸い内装を外すとツールアクセスは良さそうでした。

ただ、凹みの場所が高いので、普段の乗用車とは違った工夫が必要でした。

座席に乗り込んだり、踏み台を使ってライトの角度を変えたりしてリペアしていきます。

 リペア自体は40分程で終了しました。

仕上がりはとても満足して頂けた様です。

毎日、配送終了後には必ず洗車をされるらしく、車両自体も丁寧に使われているようでした。

こんな会社の社員さん達なら安全運転にも、かなり気をつけてらっしゃるのかなと思える一台でした。

 
 
 

プジョー407 バンパー

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深い凹みはどうしても跡が残ってしまいます。

でもある程度は直せます!

お客様の修理に対する希望をお聞きして、
適切な修理方法を提案することも
私の大切な仕事です<(_ _)>
 
 

深すぎた凹み

 

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時々この様な仕事がやってきます。

大きさは標準的で小さい凹みですが、その割に深さが。。

デントリペアで修復出来る限界を超えています。

デントリペアで直す場合、凹みの範囲(大きさ)と深さは比例しますので、

深い凹みでも大きい場合は何とかリペアできます。

しかし小さい凹みで、しかも深い場合は凹みの範囲に対して鉄板の伸び率がどうしても問題になります。

今回はこの限界でした。

しかもパネル際のため、場所的に硬い部分になってさらに修復を難しくしています。

 

お客様にはまず、上記の理由で修復が難しいと説明して、

近づいて見た時にブツブツとした感じが残ると伝えました。

しかし、鈑金すると10万程度かかるとの事で、

離れて見て分からない程度なら良いと言う事で、今回リペアさせていただくことになりました。

 

結果は写真の様になりました。

毎回リペアする時には、誰が見ても分からない状態を目指しています。

ですから今回のような跡が残る場合、基本的には鈑金を薦めます。

とはいえ、値段がネックになる事はしばしばあります。

鈑金塗装は大きさにかかわらず、時間と手間、それと職人さんの腕により結構な価格になります。

(特に仕上りを重視する場合は) 鈑金塗装かデントリペアか悩む所です。

時々この様な凹みでの相談がありますが、最終的に決定されるのはお客様自身です。

当然仕事ですので、当店でリペアして頂ければ有難いですが、

自分がお客さんだったらと考えた場合、やはり、お客様が一番納得して頂ける様に

修理方法を考えて行きたいと思い日々考えています。

自分の車をどうしたいのか、最後に決めて頂くのはお客様自身です。

そして決められるように、納得がいくまで説明させてもらうのが当店の仕事でもあります。

今回はオーナー様ではなく、奥様が代理で車をお持ちいただきましたので

ご主人さまの感想もお聞きしたく、ご迷惑かと思いつつも後日に電話でお話させていただきました。

ご夫婦ともにOKをいただけましたので、少し気が休まりました。

 

 

 

 

 

 

ボンネットの突き出し 凸

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時々あります。 工具等を置き忘れて閉めてしまったりした時に、内側から山の様に突き出した逆デントです。

 突き出したデントも裏から見れば凹みなので、当然リペア可能です。 ただし、一度凸を凹みに戻す必要があるので作業工程は一つ増えます。 軽い凸なら場合によっては、表からポンチでノックダウンするだけで、直る時もありますが、今回は一度凹みにして、その後、押し出す必要がありました。 塗装が割れる程、突き出している場合は凸が残る時もあります。

 凹み跡は指先からすこし右側です。

 

ルーフの凹み?(ひねり?)修理

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ルーフアンテナを引っ掛けて、ひどく折れた感じです。

アンテナ本体は砕けていました。

 アンテナのコードがこの穴から車内に入るですが、穴の形状がかなり変形していますので、このままでは新しいアンテナを取り付けても、浮いてしまい隙間が出来、雨漏りの原因になります。 通常この場合は鈑金で修理してアンテナの取り付け、もしくは、ある程度、修理工場でならして見てくれよりも、雨漏りをしない事を第一にの修理になります。

年に数回依頼があります。

損傷の程度に依りますが、多少の歪みが残る場合があります。

 しかもダイハツ車の場合 天井の内張りが糊で貼り付けてあり、外す事が出来ません。内装のシワや折れ跡が出来るので、通常内張りを外す時は、交換になります。(部品代と交換工賃が結構掛かります。)

今回はお客様と相談の上、交換無しで作業しました。

出来る限り、はれや凹みが残らない様に、しかも雨漏りの無い様に直していきました。

 微妙な歪みは残りましたが、修理した部分を指摘して説明し、よく見なければ分からない程度には修復出来ました。

 お客様には大変満足して頂けた様です。

少し前まではドアの鍵穴など、イタズラや盗難の際に出来たこの手の修理が時々ありましたが、最近では減っていてホッとしていましたが、新しい装備の副産物ですかね~?

 

 

 

ゴルフ ヴァリアント傷のある凹み

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左リアドアの少し深い複雑な凹みです。

残念ながら凹み部分に深めの傷があります。 傷の修復はデントリペアでは出来ません。

幸い 今回は地金までは掘れていませんので錆びが出ることはないので、そのままで修理しました。

内装を外すと思ったよりもツールアクセスは良かったので、凹み自体は直す事が出来ました。

お客様には傷が残る事はお伝えしての作業でした。

傷がなければほぼ判らなくなる凹みだったのですがお客様には、満足していただけた様です。

 

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