修理実績紹介

ステージア 右フロントドアの凹み

以前にお世話になったお客様からのご依頼です。

お仕事で車を止めて、帰って来たらこの様になっていたそうです。

もう20年ほど前の車です。

私がまだこの仕事を始めた頃の車なので、

かなり懐かしいです。

その後期型になりますが、前期型はRBエンジンでツインターボもありました。

後期型は当時新型のV型エンジンに変わりましたが、まだ大排気量のエグいパワーが売りだったと思います。

ただ、リペアとなるとパネルが分厚い、塗装も当時の物だと割れるリスクもかなり高くなります。

お客様にはそのリスクもご説明し、了承して頂いてリペアしました。

ツールを入れると僅かですが、凹みの上側にツールが届きません。内部パネルが邪魔をしています。

赤丸部分が凹みの場所です。

ちなみに

内張りを外すとこんなパネルが現れます!

これを外さないとツールが届きません。

この頃のプリメーラもこんな構造に変わっていたと思います。

外すのに一手間掛かりますが、外してしまえばほとんど問題無くツールが入ります。

↑こんな感じです。

当時は戸惑いましたが、今では普通です。

肝心のリペアですが、凹みの上が少し張れ上がっているので、ユガミが残る可能性もあります。

パネルが今の物よりも分厚く硬いので、修理跡ができるだけ残らない様に直しました。

凹みの一番深い部分には塗装面のキズがありました。

キズ自体は直せませんが、凹みはほぼ分からなくなったと思います。

お客様にはご満足して頂けました!!

大阪から東京へお仕事に行く前に寄って下さったので、スッキリした気分で行って頂けたと思います!!

 

 


N-WGN 右フロントドアのヘコミ

標準的な凹みです。

凹みの位置が少し低いのと、ガラスの隙間からツールを入れても凹みの裏が触れなかったので、内装を外しました。

内装を外して、ホールシールをめくると

ドアビームが凹みの裏にありました。

たまに、この状況だと直せないのでは?

と聞かれることがありますが、問題なく修理出来ます!!

黄色のテープとテープの間が凹みのあった所です。

ほぼ分からないと思います。

まずまずの出来になりました!!

 


日産ノート 左フロントドアに凹み 3箇所

助手席ドアに3箇所凹みがあります。

同一パネル内なので費用は割引になります。

位置はバラバラなので、一つずつ丁寧に直して行きます。

今回は内装を外してホールシール(ビニール)をめくれば、そこからツールが自由に入るでガラスは外さずにすみました。

下側の凹みはドアビームの中にあったので、内装は外して正解です。

黄色のテープの下側が、凹みのあった場所です。

凹みがあった事を知っていても、中々分からない仕上りになったと思います。

 

 


レヴォーグ ボンネットの凹み

あまり大きくない凹みですが、かなり深く鋭く凹んでいます。

お客様には綺麗に直すには、「鈑金塗装の方が良い」とかなり説明しましたが、デントリペアでの修理を希望されましたので、出来る限りと言う事で作業しました!

ただし、ほぼ分からない様にとは絶対にならないと言う事と、かなり修理跡が残る事は十分にご理解して頂いてのリペアです。

辛うじてツールが入るか場所があったので、そこから凹みを戻していきます。

だいたいの形は戻りましたが、やはりクッキリと凹みの深い部分が残ってしまいました。

デントリペアで戻せる限界を超えていますので、これ以上は鈑金塗装でパテ埋めしてもらわないと、何とも出来ません。

それでもお客様には満足して頂けたようです!!

分からなくはなりませんが、目立たなくはなったと思います。

分かっていた事ですが、シックリこない仕上りです。

ただ、お客様には喜んで頂けたので、良しとします!!

 

 


アルファード 左フロントドアのヘコミ

写真では分からないと思いますが、そこそこ深い凹みです。

少し修理跡が残る事をご了承して頂いてリペアしました。

凹みの裏側にブレスがあり、ツールが届かないので内装を外しました。

 

丸で囲った部分が凹みの場所です。

ツールが届かないのはコレのせいです。

しかもシールの真上。

バラすと難なく押せるので、後はいつも通りに。

ほとんど分からない様に直ったと思います。

深い凹みは、凹みの裏側の状況(ツールの入り具合)

や、ほんの少しの条件の違いで、仕上りが格段に変わります。

お客様には、なかなか理解して頂きにくいと思いますが、出来る限り納得して頂ける事前説明をしているつもりです。

メール、LINEでは説明内容が伝わりにくい事が多々ありますので、出来ればご来店の上、実際の凹みを見ながら、納得して頂けるように努めています。

その上で修理方法(デントリペア、鈑金塗装、もしくはそのまま)を選んで頂ければと思います。

 


ダイハツ アトレー 左フロントドアのヘコミ

プレスラインに寄り添う様に凹んでいます。

言葉にするのが難しく、説明しにくいので省きますが、ラインが潰れている方が直しやすいです。

ガラスがない方がリペアしやすいので外しました。

取りあえずヘコミに合わせて横方向にリペア。

その後通常手順で戻して行きます!

ラインが潰れている訳では無いので、塗装割れの心配はありません。

今回はダメージが小さいので、ほとんど分からない様に直ったと思います。

動画だとほんの少し粒が残っているのが分かると思います。

後は元通りに組み付けして終了です。

満足して頂けました!!

 

 


キックス 左フロントドア プレスライン上の凹み

プレスライン上にそこそこ深い凹みが出来ています。

場合によっては塗装割れ、もしくは出ない事もあり得るため、ご了承して頂いてリペアしました!

まずは内装を外して作業します。

プレスライン上は他の部分よりも硬く、場合によっては塗装が割れてしまう事もあります。

注意しながら少しずつ凹みを直していきます。

ちなみに、かなり大きい力をかける必要があったので、ガラスも抜いています。

ほんのチョッピリですが、ポチッと残ります。

知らないと見つけられないとは思います。

完璧に直して!!

と言われるとなかなか難しいものがありますが、

目立たなくなればと言って頂けるなら、だいたい何とかします。

 


プリウスα 左フロントドアの深い凹み

写真では分かりにくいですが、かなり深い凹みで、凹み部分の鉄板が局所的に伸び切っています。

今のままだと凄く気になるので、ある程度目立たなくなれば良いのでと言う事でリペアしました!

↑凹みの裏側、外板を止める為にシールがありますが、ちょうどこの部分に凹みがありました。

部分的に極端に凹んで、パネルが伸び切っていた部分にやはり修理跡が残ってしまいましたが、作業前にお客様には説明して了承して頂いています。

修理跡が分かりやすい様にライトを入れているので、細かい所まで見て頂けると思います。

最近のパネルは薄い(実際に測った訳では無いので、あくまで経験上の触った感想です)ので、少しの打撃でも極端に深く凹みます。

目立たなくなればと言って頂けるなら、だいたい何とかします。

逆に完璧にと言われると·····

パネル交換をオススメさせて頂きます。


フィアット500 左ルーフピラー修理

この場所は基本ツールが入らないので、プーリングでの修理になります。

内装等の脱着が無い分楽に思えますが…

パネルを裏から押す場合は、直接鉄板を押しているので問題ありませんが、プーリングの場合は鉄板に塗られている塗装を引っ張る事になるので、塗装剥がれの可能性が必ずついてきます。

剥がれた場合には弁償出来ない為、言い方は悪くなりますが、塗装が剥がれた場合の保障出来ない事をご理解して頂けた場合にプーリング作業をさせて頂いています。

微妙に細かい所で合わないところが残りますが、

ほぼ気にならない様になりました!!

プッシュ(押し出し)とプーリング(引き出し)の差がここで出ます。

何が違うか?

点の修理と面の修理の差です。

出来る限り綺麗に直すには、点の修理がベストです。

当店でプーリングの修理をする場合は、絶対にプッシュ(押し出し)が出来ない場合に行います。

お客様のご希望は「安く」「綺麗」にだと思いますので、出来る限りバラして、プッシュでの修理を心がけています。


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