プレスライン上の凹み

フリード リアゲートの凹み2ヶ所

大きさはデントリペアで十分対応可能です!

しかし、どちらも鋭く凹んでいます。

少し修理跡のこるかも?

内装を外して、ツールを入れるため、リアゲートのキャッチも外しました。

パネルが凹み部分で伸びすぎているため、少し張れ気味に仕上げています。ここを張れが出ない様にしようとすると、全体的に大きく凹んで見えるので、この仕上げで納める事にしました。

こちらはプレスライン上だったのですが、凹み方が良かったのか、当初の想像ではうっすらと凹みが残る位かと思いましたが、その心配はなくかなり良い仕上がりになりました!!

どちらの凹みも(一枚目の写真のへこみは、少し跡が残りましたが)お客様には大変喜んで頂けるお仕事になりました。

 

 


スペーシア 右フロントドアのプレスラインの凹み

プレスライン上のよくある凹みです。

今回は凹みの裏側に、リペアを邪魔する物は何も無かったので、ガラスの隙間からのみで作業出来ました。

↑この状態でリペア!

プレスライン上の一番ダメージが入っている部分が、ほんの少しだけ残ってしまいました。

言われなければほとんど気が付かない程度なので、満足して頂けました。(これ以上触ると塗装面に影響がでます)

仕上がりを考えると、内装を外して内側からの作業も加える事が多いのですが、今回は凹みの位置が絶妙に良かったので20分程で作業出来ました!

 

 


インプレッサ 右フロントドアぎわ、プレスラインの深い凹み

 

ドアのきわに凹みが出来ています。

赤丸部分はドアエッジの所で折れてしまっているので、ここはそのまま残ってしまいます。

お客様にはその事を伝えて、ご納得いただけたのでリペアすることになりました。

アウターハンドルのすぐ近くなので、ハンドル裏側、黒いベース部分がリペアに邪魔になる様なら、取り外す必要もあったのですが、今回はドアを開ける為のロッドを抜くだけでリペア出来ました。

デントリペアはテコの原理で直すので、このロッド部分に押し出すためのチカラが掛かってしまうと、ロッドが曲がってしまったり、アウターハンドル部分の部品を破損してしまうので、用心の為に外しました。

凹み中心部に傷があるので、そこは塗装しないと直らりません。お客様も、その部分は仕方が無いのでと仰って下さいました。

全体的には概ね良い出来に仕上がったと思います!

お客様にも喜んでいただけて何よりでした。

折れている部分の写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい。

2018年9月に水色のフィアッ卜の投稿を参考にして頂ければと思います。(修理跡の残った凹みから見て頂くと出てきます)

今回のリペアはそのフィアットと比べると、断然目立たない様にリペアできたと思います。

 

 

 


レヴォーグ 左フロントフェンダーの大きな凹み

フロントフェンダーでよくある大きめの凹みです。

タイヤハウスの端、アーチ部分もが良く見ないと分からない位ではありますが、少し曲がって折れています。(⇩赤丸部分)

タイヤハウス内側のカバーを外すと、ツールアクセスは抜群に良いです。少し凹みに問題があるので、キッチリとはいきませんが出来る限り凹みを直していきます。

パネルのきわに小さな凹み(写真の赤丸部分)が残ってしまっています。

お客様には時前に説明して了解済みです。

これよりもう少し凹みを出す事も可能ですが、塗装が割れてしまう可能がかなり高いのと、割れないまでも塗装面がブツブツとなって見た目が良くないのとで、お客様と相談した結果ここで終了しました。

仕上がりをお客様に確認して頂いたところ、大きく目立つ凹みではなくなったので、大変喜んで頂けました。

⇩ちなみに、『ブツブツとなる』という状態はこんな感じです。

以前にも投稿した写真です。「プレスラインの凹み」から見てい

参考にして頂ければ幸いです。

 


レガシィ 右フロントフェンダーの大き目の凹み

フェンダーアーチの端から凹んでいます。赤丸部分は正常な状態よりも、内側に少し曲っています。

しかも凹みの上部も、凹んだ影響で張れ上がっていました。

完璧にリペアする事は出来ませんが「目立たなくなれば」との事でしたので作業開始です!リペアに必要なツールは、フェンダー内側のカバーを外せばいくらでも入るので、あとは腕の見せどころです。(凹みの程度により直らないことも多いのですが、この手のご依頼は結構好きです。)

こんな感じ。

凹んだ状態の時と比べると見違える様な状態になったので、お客様には大変喜んで頂けました。

動画中のパネルに見える白い線は錆が来る程ではないのですが磨いても取れない傷でした。(作業前に一度コンパウンドでみがいてみたのですが。)

当初思っていたよりも直ったので私自身も満足出来るお仕事でした。

 

 

 

 

 


ティーダ 左フロントドアのプレスラインの凹み

2006年式のティーダ、左フロントドアの凹みです。

10年以上前の車ですが大事にされているようでボディーの状態はとても良く、綺麗にお手入れされていました。

プレスラインの凹みですが、お電話で聞いて想像していたよりも凹みが深く、少し塗装表面に傷がついていました。

前後から透かして見ると、少しヒズミが残る事、傷はそのままになる事をお伝えしてのリペアです。

この凹みをリペアするのに使うツールが入らないので、内装を外しドアガラスも外しました。

この凹みをリペアするには、取りあえずプレスラインを出す必要があるのですが、これがなかなか思った様にならず、時間がかかりました。

 

写真の黄色の丸で囲った中央、ここが凹んでいた部分。黒い筋は塗装表面に着いた傷です。

傷はデントリペアでは直せないのですが、凹み自体はリペア出来ました。

動画で見ると傷部分が白く見えますが、ライトで明るく照らしている為で、実際にはかなり目立たなくなりました。(白い傷が残っている訳ではありません)

当初考えていたよりもヒズミも少なく仕上り、お客様には満足して頂ける出来になりました。

どうしても傷も残したくないと思われるなら、多少高額になりますが鈑金塗装が必要になります。

完璧は無理ですが、目立たなくなればと言って頂けるなら出来る限り何とかします(どうしようも無いものは断りますが( ̄∀ ̄;) )

ダメ元で鈑金塗装の前に一度デントリペアでの修理を考えて見ませんか?

 

 


インプレッサ 右フロントドアの凹み

 

プレスライン上のかなり深い凹みです。

普段なら鈑金をお勧めする凹みですが、お客様は鈑金塗装するつもりはなく、とはいえこのままも嫌というお話でした。

今迄にも何度もご依頼をいただいているお客様のお車でしたし、出来る限りで良いとの事なので、以前に掲載したブログで、修理跡が残った写真も見てもらい、同じ様な状態になる事もご了承していただいてからの作業です。

凹みの状態としてはかなり難しく、特にこの車のここの部分は硬く、深く凹むとキレイにリペアする事はほぼ無理です。

ツールアクセスも非常に悪いので、作業の邪魔になる部品は出来る限り外してリペアしました。

リペア前⇧

リペア後⇧

ライトを入れてワザと見やすくすると表面のブツブツした粗さがよく分かりますが、ライトを消して見るとそんなに気にならない位にはなりました。

ライトを消して見たリペア後⇧

もう少し凹みを出す事が出来た可能性もあったのですが、その場合は塗装面が割れるリスクがかなり(と言うよりほぼ確実に割れる)ありました。

一か八かでも良かったのですが、もし、割れれば今の状態+灰色の下地塗装が見えている、という状態になる為、それならばこの画像の状態の方が良いと判断しました。ボディ色が白なので割れると余計に目立ちます。

作業終了後、お客様にもシッカリ確認してもらい、OK!をいただきましたので、今回の作業は終了です。

この数年で燃費が良い車が増えて来ました。

燃費を稼ぐ為の方法として、エンジン性能は勿論ですが、重量を軽くするのも1つの方法です。その為にパネルが薄くなって来ています。

しかし薄くなるとパネルの強度が弱くなります。そこでプレスラインを複雑化、もしくは今回のように角度のキツイプレスラインを付けてパネルの張りを出す等の工夫がされていると聞いた事があります。

今回はその1番硬い要の部分が凹んでしまった為、この結果となりました。

プレスライン上の凹みは全てこの様な状態になる訳ではありません。

直せる物は凹みの程度によりますが、プレスライン上でもほぼ問題無く直る場合も多くあります。

悩んだらまずはお電話、メール、LINEでご相談してください。

お客様のご要望にあった修理方法を一緒に考えましょう!!

お待ちしております。

 

 

 

 

 


セレナ 右フロントドア プレスラインの凹み

フロントドア プレスライン上のかなり深い凹みです。

最初の見積り時にお客様には、全く分からない様に直す事は無理ですとお伝えしました。

凹みの上下が腫れ上がっていて、このプレスラインもかなり硬いのでチョットやそっと押した位では直りません。(しかし、最近のパネルは薄いので、少しは希望はありました。)

内装を外して、ドアガラスも外して最大の力で押す必要があります。

凹みのほとんどは出たのですが、全く分からないと言うレベルまではリペア出来きず、少し残りました。

ツールアクセスが今一つだったので、アウターハンドル(ドアの外の取手)も外しています。写真で見ると分からないので動画も用意しました。

動画で見ると少しライトの写り込みがズレるのが分かると思います。

この凹みはこれが限界です。

お客様とも相談しながらリペアしたのですが、これ以上凹みを出そうとすると、どうしても塗装面に影響が出るので、この状態がベストと判断して終了です。

当店にご連絡いただく前に他のデントリペア店でも見積りを取ったとの事、しかも値段は当店の方が高かった様です。その上で当店を信頼してご依頼して下さいました。ご期待に添うべく出来る限り、持っている技術の全てを使って頑張りました。(今年で開業20年目なんです!)

鈑金塗装だと高額になり、新車の塗装やコーティングも失われる為、当店での作業を選んで頂いたのですが、お客様の想像以上に直っていたので喜んで頂けた様です。

時々デントリペアでの作業で、「コーティングが無くなりますか?」と聞かれるのですが、ボディにキズがあり、しかもかなり磨かないと凹みがよく見えないという事が無い限り、損なわれる事はありませんのでご安心下さい。


デントリペアの限界を超えている凹みの場合!!

プレスラインや、平面でも深すぎる凹みをリペアした時に出来る、ブツブツの状態になってしまうリペアがあったのでご紹介します。(下の写真は作業後のものです)

 

こんな状態です。

専門的には「アウティー」、戻せない位にリペア部分を突き出させてしまった物、出し過ぎ、の意味です。

この状態にしてしまうと、元に戻す事は不可能です。これを改善するには鈑金塗装を要します。

リペアの工程でここまでではなく、あえてわざと出し過ぎ気味にしてリペアする事は度々あります。

しかし、この状態は明らかにやり過ぎ、失敗のレベルです。

今回はディーラー様からのご依頼で「多分リペアは無理だろけどダメ元で」とのお話で預って頂いたものでした。

当日に行くまで一度も見ていなかったので、一目で塗装が割れる、もしくはこの状態になる事は分かりました。

その事をディーラー様に伝え、一度お客様にご相談して頂くようにお願いしました。

結果、出来る限りで良いので「リペアしてくれ」と言うお返事でした。

とはいえ、綺麗に、そこに凹みがあった事が分からない様にリペアする事が、デントリペアの最大の課題なので、当初は写真の様な状態にならない様にリペアするつもりでした。

しかしリペアしていくにつれ、プレスライン上の凹みが深い上に、硬くやはりどうしようもありません。

お客様が塗装割れは気にしないので、「とにかく凹みが目立たなくなれば」との要望だったので仕方なくアウティーになる事を承知で凹みを出す事にしました。

出来る限り塗装は割らない様にしましたので割れてはいませんが、アウティーだらけの状態に。

しかし、凹みはかなり、と言うかほぼ直っていたので、OKの結果が。この状態を良しとするか、悪しとするかはお客様次第です。

ダメ元でお受けした仕事でしたし、実際もう少し直らないと思っていたので、リペア前の写真は撮っていませんでした。(リペア前は凹みは、正面から見てもハッキリ分かり、凹みの上下にも、かなり張れ上がりがありました。)

当店で、お客様に説明する時にブツブツの状態になるかもという事がありますが、その例として見て頂ければと思います。

ただし、今回の例はあくまでも、特殊な例です。ここまでになる位なら鈑金塗装をお勧めしていますので、後はお客様次第です。

通常黙って「これが仕上りです」とお支払をお願いする事はありませんのでご安心下さい!!

 

 

 


シトロエンC4ピカソの凹み

ここの所、綺麗に直っている投稿が少なかったので、たまにはキチンと直っている物を。

 

左フロントドアのプレスライン上の凹みです。

デントとしては標準的なものです。

ただし、この部分は内装を外してドア内部からリペアするしかないので、内張を外して直しました。

輸入車では時々あるのですが、内張を止めているピンが破損しやすく再使用出来ない場合があります。この場合は交換するしかありません。しかし、このピンが高い!!以前購入した時は、1個700円でした。全部だと10個あります。

↑内装を外した状態。

↑このスペースからツールを入れて作業します。

プレスライン上凹みですが、ツールアクセスはバツグンに良いので難なくリペア完了です!!

↑リペア前。

↑リペア後。

凹みがあったとは全く分からない様になりました。

お客様にも大変喜んでいただけて、私も満足なお仕事でした。

何時もこういう仕事なら良いのですが、結構デカイ!!もしくはデントリペアの限界超えてる?

みたいなのがここの所普通になって来てます。

 

 


...56789