凹みの種類別

70ヴォクシー 左フロントドア

 小さいですが深めの凹みです。

 凹みの位置が、袋状になっていた所だったので、
案の定ガラスの隙間からではアクセスできませんでした。
  結局 内張を外し、ガラスを外しての作業となりました。
  フロントドアのガラスは以外にはずしやすい構造で、
取ってしまえばアクセスは抜群に良くなり修理できました。

   ツールアクセスをいかに確保するかで仕上がりが格段に変わってくるので、毎回悩まされます。
 数えきれない程直して来ましたが、作業前に絶対大丈夫と思える凹みは未だに年に数回しかありません。

 デントリペアはマニュアルこそありますが、
100修理すれば100通りのやり方があると、日々感じます。
だからこそたくさんの経験が活きてくるのだと思います。
これからもお客様に納得していただける仕事をしていきたいと思います。

 

 


N-WGN左フロントドア

  • 斜めに引きずった凹みです。

お客様のお話ですと、ポールが倒れてきたそうです。ここ数日 雨と共に突風が吹くことがあったのでそのせいでしょうか。

幸いツールを入れてみるとサイドドアビームがありましたが、あまり苦労することなく修復出来ました。

写真では分かりにくいですが、10㎝を越える凹みでしたので実際に作業にかかるまでは仕上がりに不安がありましたが、いざ取りかかると以外に直しやすく、思った以上に綺麗に仕上がりました!

今までに何千何万もデントリペアをしています。 7~8割程度の修復状態は想像出来ます。 自信もあります。しかしあと1、2割の予測が難しく、お客様には申し訳ないのですが、やってみないとハッキリしないのです。

思った通りに仕上がりをお客様に説明して、完璧に仕上げておかえししたいと思っていますが、まだまだ経験が必要なようです。職人の道は険しいです m(__)m


ダイハツ エッセ

左フロントフェンダーです。

凹み自体の大きさは5㎝程ですが、深く、少しえぐった様な感じです。時間を掛けて凹みの一番深い所を押し上げては、広げて、を繰り返し直していくのですが、どうしても直りきらず、飛び石の後のように芯が残ってしまいました。

塗装が割れるギリギリでしたのでこれ以上は断念しました。お客様は満足してくださいましたが、申し訳ない所です。


規格外でしたが。。。

今回は結構特殊な例です。
シエンタのボンネットです。
自転車が止まりきれずに突っ込んで出来た凹みだそうです。
お客様自身は完全に停車されていたので全く非は無く、完全もらい事故です。
ただ、お知り合いの方だったそうで。
強く言えず自腹での修理となりご来店頂きました。


最初は一目で「修理は出来ません」と、伝えました。
ただお話を聞いていくと。。。
10年近く乗っている古い車、でも見るからにあたったと言わんばかりの凹み。
しかもこの凹みの他は大変綺麗な状態のお車でした。
ディーラーで見積りするとボンネット交換ですと言われ、かなりの出費。
ネットでウチを見つけて来られたそうです。

綺麗に直らない凹みなのは最初から分かっていたので、
お客様には何度も説明しましたが、最終的には仕上がりは任せて頂き、
こちらも出来る限りの事はする、と言うことで作業を始めました。

結果、見た目には凹みの違和感は無くなり、お客様も大変喜んでお帰り頂けたので私自身も気持ち良く終る事が出来ました。
ツールアクセスが思ったよりも良かったのが幸いでした。


アテンザ左フロントドア

   

 

 7㎝程の凹みがドア中央に出来ています。オーソドックスに上部ガラスの隙間からツールを入れても、修復は可能だと思いますが凹みの位置が微妙に低く、凹みも少し深いためアクセスしにくいので仕上がりを考えるとドアの内装を外しての作業が最良と判断しました。

但し、最近のマツダ車は内装を外しても、すぐにサービスホール等が無いので少し面倒です。アクセスするには 、ガラスを外してから配線等を取り内部パネルを外してから作業となります。(写真)

 近年(10年位にはなりますが)このようなパターンが多くなっています。(軽自動車でもあります) 外してしまえばツールアクセスは抜群になりますので、あとは凹みの条件と腕次第になります。

 

アベンシス 右リヤドア

微妙にプレスラインにかかったへこみです。

凹み自体は小さいのですが、かなり深い凹みでしたので、お客様に塗装が割れる可能性を説明した上での作業でした。

 

 もともと、鈑金塗装のつもりで鈑金屋さんに行き、

 

デントリぺアを教えてもらったとの事で、

 

最悪の場合(買ってから間もないので再塗装はかなり抵抗があったらしいのですが・・・)

 

鈑金も視野に入れてもらっての作業でした。

 

 

 

 

幸いツ一ルアクセスは良く、慎重に押し上げて塗装を割る事なく終了!
少し歪みが残りましたが、お客様に大変満足して頂けました。

 

 

 

 


N一BOX 左スライドドア

最近のスライドドアは、オート(自動ドア)になっているものが多く、
ドア中央より下部が凹んでいると
ツールアクセスが悪くて非常に苦労します。
 
おまけにサイドドアビーム等があり、
毎回依頼される度にヒヤヒヤします。
 
 
今回もご依頼された時にはツールアクセスが悪く、
修復出来ない可能性がある事をお客様に伝えて、ご来店いただきました。
 
へこみが二ヶ所あり少々大きい凹みでしたが、
幸い抜群にツールアクセスが良い場所があったので、
問題なく直り、
お客様にも大変満足して頂けました。
 
 
 
最近では軽自動車でも複雑な装備の為、
気軽に「大丈夫です」とはいかないので、苦労します。
 
ちなみに、最近のホンダのスライドドアは
サイドドアビームが複雑になってきているように思います。
 
写真、わかりにくくてすいません<(_ _)>
 
 
 

スバル フォレスター SH系

NCM_0456.JPG NCM_0462.JPG

左リアドアの凹み ディ一ラ一様での作業です。 凹みとしては何も問題はありませんがツ一ルアクセスは余り良くありませんでした。 押し出そうとするとツ一ルが滑ってしまうので固定しにくく苦労しました。思ったよリも時間がかかりましたが、仕上りはバッチリ。お客様にも満足して頂きました。

 

ノート ルーフに2個のへこみです。

ルーフの修理がどうして難しいかと言うと、、、

ルーフの高さが目線の高さにあるので、へこみや歪みの浮沈みがよくわかり

しかも前後左右からも見ることが出来るので、

真正面から見るドアや、フェンダーに比べるとへこみ、ゆがみが見えやすいのです。

必然、仕上がりはシビアになります。(特にセダンタイプ)

 

 

 

 

今回へこみは2か所。そう難しいものではありませんが・・・ 

アクセスを確保するためには天井のパネル脱着が必要です。

 hikatte,suimasen

ツールを入れる隙間を作るために、後ろ側の天井内張りをはずします。

荷室、リヤフェンダーの内張り(下側)、リヤガラス廻りの内張り(上側)、の順に外す必要があります。(時にはリヤシートまで脱着するものもあります)

そこまでしないと、天井廻りの内張りにしわや折れが出来てしまうのです。

脱着はお手の物ですが、とにかく時間がかかります^^;

 

修理は満足のいく出来でした!

 

時にはデントリペアが10分。

天井の脱着が2時間なんて事があります。

当店の作業内容でした<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

 

 

 


N-box右フロントフェンダー

15cmくらいの深めのへこみです。

プレスラインが潰れ、上下にもハレがありました。

「ひずみが残るかも・・」と、お客様には伝えしました。

実はこのお客様はリピートの方で、

「自分があてた訳でもないのに・・」×2という悲しい事情でご来店です。

アクセスがばっちりでしたので、◎!

ご満足いただいてお帰りいただく事が出来ました<(_ _)>

やはりいかにアクセス経路を作れるかがデントリペアでは胆ですね!

 

 

 

 

 


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