小さな凹み

N-BOX 左フロントドアの凹み

一般的な凹みです。

デントリペアの最も得意とするサイズです。毎回こんな凹みなら非常に有難いです。

ただ、凹みの位置がドアの上下(ガラスより下から)で見て中央くらい、前後で見て前寄りだったので内装を外して作業しました。

↑赤丸あたりが凹み部分です。

↑ちょうど凹み部分にドアビームのような物があるので、結果的には内装を外さないと作業出来ない凹みでした。

白と黄色のラインの中央が

凹み部分です。

多分、ほとんど全く分からないレベルまでは直りました。(少しだけ深かったので斜めの筋状の跡があります)拡大して見てください。

知らない人はまず見つけられないと思います。

お客様にも凄く満足してお帰り頂けました。

 


シトロエンC3 ドアエッジの凹み

通常デントリペアでは修理不可の凹みです。

ただ、お客様から「今より目立たなくなれば」とご依頼されたので作業しました。

完全に分からなくは無理ですが、小さくなら出来ます。

少し凹みが残ってしまいますが、

ガッツリ凹んでいたのが、ほぼ目立たなくなったので

お客様にはご満足して頂けました。

凹んでいたのを知らないと見逃してしまう位には修正出来たと思います。

どうしても気になるなら、ドアエッジモールをつけるのもありだと思います。

 


N-BOX 右リアフェンダーの凹み

デントリペア向きの凹みの大きさですが、少し深い凹みです。

凹みを正面から見てもハッキリ打点が見えます。

車体色が白なのに、正面からでも凹み部分がハッキリ見える時は、凹みが深い証拠です。

この場合は大抵中心部の凹みが残ります。

お客様にはその事もご理解頂いてリペアしました。

車種によりますが、このあたりが凹んでいるとツールが入らない可能性があります。

取り敢えず内装を外してみました。

↑赤丸部分のあたり

↑この裏あたりが凹んでいる場所です。

ツールが入ってくれないと、あとはプーリング作業しかないのですが、深い凹みの場合は凹みが小さくなる程度で場合によっては塗装が剥がれます。あまり使用したくはない方法です。

今回は二重構造になっていたのですが、いろいろ探っていくとツールが凹みに届く場所があったので、何とかリペア出来ました。

凹みが深いこともあり、完全にフラットとはいきませんが、ほとんど気にならないくらいにはリペア出来ました。

少し深い線キズのような跡が残ってしまいましたが、これ以上は限界です。

お客様にもシッカリ確認して頂きました。

鈑金塗装だと費用が高く、変色も気にしておられました。

デントリペアのご利用は今回が初めてだったようですが、キズが少し残っただけでほとんど分からなくなったので、大変ご満足してお帰り頂けました。

今回は無事にツールが入ったので問題なかったですが、車種によっては本当に入らないものがあるので

その時は再度お客様と相談して鈑金もしくはプーリングでの作業、時には別の場所に穴を空けてリペア、もしくはそのままといった具合に、お客様と一緒に一番良い方法を考えるようにしています。

悩んだら一度お気軽にご連絡下さい。

 

 

 

 

 


ホンダ ビート 左リアフェンダーのへこみ

懐かしいビートです。

当店を御贔屓にして頂いているお客様からのご依頼です。

お客様の超お宝で、物凄く大事にされておられるお車なので、依頼される私も毎回かなり緊張しながらリペアさせて頂いています。

ツールアクセス自体は、裏側から凹みの部分を触れるので内装等のバラシはせずに作業出来ます。

↑ここから直接触れます。

ただ、ツールを引っかける所がないので、少し苦労しました。

塗装もシッカリ綺麗に保たれていますので、色褪せや変色などは全く見られないのですが、当時の塗装ですのでどうしても塗装自体の経年劣化があり、慎重にリペアしていく必要があります。(むやみやたらに押すと割れる恐れが高いです)

塗装表面に微妙にキズがありますが、凹み自体は分からなくなりました。

お客様にもいつも通りの出来で満足です!

と言って頂け、私自身も嬉しいお仕事でした。

予備パーツもシッカリ持っておられ、大変大事にされておられます!!

そのお車を任せて頂けることが凄く光栄です。

↓ちなみに今回オーナー様に許可を頂いて全体写真を撮らせてもらいました。極上でしょ!!!

写真の撮り方にセンスがないのはお許しください。

お客様のお好みで所々カスタムされています。

特にヘッドライトに関しては、前回と全く様変わりしています。

フロント、リアバンパーに関しては、破損したことがあり、ご自身で修理。塗装はスプレー缶で塗装したと仰っておられました。

私自身は塗装は専門外ですが、長年この仕事をしていると、自ずと塗装肌や色合わせなどを見る目が出来ますので多少自信があります。

プロが見てもとてもDIY(特にスプレー缶)で塗装したとは思えない素晴らしい仕上がりでした!!

スプレー缶での塗装はお手軽ですが、本職の方が使うスプレーガンより扱いづらいです。

オーナー様いわく1/1のプラモデルと仰っておられました。

感服です!!!

 


ハリアー 右フロントドアの深い凹み

かなり深く突いたような凹みで、中心部までライトが映り込まない位の凹みでした。

お客様には飛び石のような跡が残る事をご理解頂いてリペアしました。

内装を外して作業しました。

 

↑ドア内部です。

赤丸の中でポチっとした凸部が見えます。ここが凹み部分で裏からハッキリ見える場合はそれだけ凹みが深い証拠です。

お客様には凹みが残るとは言いましたが、出来る限り無くすように頑張りました。

ただ、

 

ほんの少しですが、やっぱり残ってしまいました。

全体的に見るとほとんど分かりません。

お客様は最初は分からないと仰っておられたので、残った部分を指摘してやっと分かって頂けました。

知らないとそうそう気付かない程度だったので、とても満足して頂けました。

 

 


ワゴンRスティングレー 左前後ドアのへこみ

左側前後ドアです。

ただの丸い凹みに見えますが、メインの凹みから前ドア方向にヒズミが出ています。

この部分も直さないと大きな薄い凹みが残ってしまいます。ただ、この部分はドアのヒンジの近くなので場合によってはツールが入らない可能性があります。

お客様には大きな薄い凹みが残ってしまう事も、ご了承して頂いてリペアしました。 

ツールは辛うじて入りますが、薄いツールしか入らず場合よってはツールが噛みこむ恐れもあります。

ツールが噛みこむとちょっと厄介な事になるので、慎重にリペアしました。

ちなみにここにツールを入れる為にリアドアのガラスは外しています。

前ドアについてはバッチリ!

リアドアについても思ったよりツールが入ってくれたおかげで、完璧!!とは言いませんが、ほとんど分からなくなったと思います。

お客様も仕上がりを確認して頂いて、絶賛して頂けました。

 


インプレッサSTI 右リアドアの凹み

デントリペアで一番基本的な凹みです。

ただし、今回は凹みの位置がパネルの上下幅から見ると下方に近かったので、作業性の良さを考えると内装を外してのリペアが一番良いと判断して作業しました。

↑こんな感じです。

パネル内は

↑内張りを外した状態

ドアビームの所に凹みがありました。(ドアの内部)

黄色いテープとテープの真ん中辺りが凹んでいた所です。

↑動画で見てもほぼ分からないと思います。

お客様にも絶賛して頂けました。

濃色車の場合、凹みが少しでも残るとハッキリと分かるので、緻密な作業が必要になります。

腕の見せどころです!!!

 

 


ダイハツ ムーヴ 右リアドアの凹み

少し深いですが、一般的な凹みです。

凹みの位置が少し低いので、内装を外してリペアしました。

  外して見て分かったのですが、凹みの裏側にブレスがありました。

多分ドアガラスの隙間からでは入らなかったと思います。

細いツールを使って何とかリペア終了です。

 テープとテープの間が凹んでいた部分です。

ほぼ完璧に修理出来たと思います。

動画で見てもほとんど分からないと思います。

お客様にもシッカリと確認して頂き、とてもご満足して頂きました!!

 


セレナ 右スライドドアのデントリペア

少し深い凹みです。

今回は凹み位置が良いので、ガラスの隙間からリペアしました。

ガラスをキズつけないように、シートを入れて作業です。

凹み下側のプレスラインが少し潰れているので、そこも出す必要があります。

プレスラインはシッカリ出てくれたのですが、凹み中心、一番深い縦筋状の部分が残りました。

写真で見ても縦筋に残っているのが分かります。

この筋も凹んでいるのですが、これ以上出そうとしても、パネルが膨らむだけで、張れ上がって見えるので

この状態が一番違和感なく見えるので、ここで終了にしました。

時々、「もう少しやればもっと良くなるの?」

と聞かれる事がありますが、時間を掛ければ良くなるものと、今より悪くなるものに別れます。

今回は前者の方で、経験で分かります。

お客様にはその事はご理解頂いてリペアしましたので、納得の仕上がりでとても喜んで頂けました!!

今回は内装を外す事もなくリペアできましたが

場所によっては外してリペアする事になります。


ポルシェマカン右フロントドアの凹み

凹みとしては標準的な大きさです。

ただ、凹んでいる場所が悪くガラスの隙間からツールを入れても、凹み上部が押し出す事が出来ませんでした。

仕方がないので、内装を外してリペア開始です。

凹み自体がドア前方なので、更にガラスも外して作業しました。

デントリペアで綺麗に直す条件は、

ツールアクセスの良さ

作業中の凹みの状態の見易さ

これにつきます!

この条件を満たせば、大抵の凹みは綺麗にリペア出来ます。(凹みの深さ(パネルの伸び)や大きさは除く)

全ての車の内装の外し方を知っている訳ではありませんので、車種によっては調べながら、探りながら外します。(前に鈑金屋さんで珍しい車をバラして修理していたので、外し方を知っているのかを聞くと、ネットで調べながらバラしていると言われました。納得です)

大体は感覚で分かるんですけどね。

外して凹みの裏側を確認すると

丸で囲んだ部分がツールが入らない原因でした!

この箱状の部分の所に凹みがありました。

バラさないと、絶対にツールは届きません。

凹みの深さもあるので、引っ張っての作業でも出来ない事はないですが、仕上がりは悪くなりますし、最悪の場合は塗装が剥がれます。

ガラスを外すと窓部分から腕を入れ、パネルのサービスホールからツールが入るので作業性も良く、見易くなったのでリペア開始です。(ここまでで1時間以上掛かりました)

仕上がり具合は

何とかバッチリ直せました。

ほぼ完璧に出来たと思います!!

ここの部品を外すのが一番緊張しました。

お客様にも絶賛して頂け、私自身も嬉しくなるお仕事でした!!

 


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